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【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

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庄司紗矢香(ヴァイオリン )& ベンジャミン・グローヴナー(ピアノ)&モディリアーニ弦楽四重奏団

2023年9月23日(土・祝) 14:30開場・15:00開演

 ここ水戸芸術館を活動の重要拠点のひとつとし、専属楽団「新ダヴィッド同盟」に軸足を置きながら、イタマール・ゴラン、ジャンルカ・カシオーリ、ヴィキングル・オラフソンといった名ピアニストとリサイタルも行い、常に新たな分野に挑戦する姿勢を示してきた庄司紗矢香。昨年の「新ダヴィッド同盟」の演奏会ではガット弦を使った演奏で聴衆を驚かせ、さらにフォルテピアノを弾くカシオーリとの最新アルバムでは古楽の地平に自由に翼をひろげ、世界中の音楽ファンの注目をさらった。
 庄司紗矢香が次に向かうのは、馥郁たる香りの立ちこめるフランス音楽の世界。プログラムのメインは、特殊な編成故、演奏される機会の少ないショーソンの〈協奏曲〉。ヴァイオリンとピアノのソロに弦楽四重奏が寄り添う、室内楽の隠れた名作である。イギリスの俊英ピアニスト、ベンジャミン・グローヴナー、結成20年を迎えるフランスを代表するカルテット、モディリアーニ弦楽四重奏団という最高の共演者を得て、庄司紗矢香の長年の夢のひとつがここに叶う。
 19世紀末に書かれたショーソンを終点に、20世紀の作品が作曲年代の新しい順から並べられたプログラム構成も心にくい。ドビュッシーの影響の色濃い武満徹初期の〈妖精の距離〉、ドビュッシー晩年の〈ヴァイオリン・ソナタ〉を庄司紗矢香とベンジャミン・グローヴナーがデュオで聴かせ、ラヴェルの名作〈弦楽四重奏曲〉をモディリアーニ弦楽四重奏団が演奏する。
 それは、当代切っての名手たちと共に行くフランス近代の室内楽を辿る旅とも言えるだろう。

【出演】
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
ベンジャミン・グローヴナー(ピアノ)
モディリアーニ弦楽四重奏団
 アムリ・コエトー(ヴァイオリン)
 ロイック・リョー(ヴァイオリン)
 ローラン・マルフェング(ヴィオラ)
 フランソワ・キエフェル(チェロ)



【曲目】
武満徹:妖精の距離
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 作品21

© Laura Stevens

庄司紗矢香

Sayaka Shoji, Violin

ヴァイオリン

プロフィール

「絶大なスタミナと何事にもひるまない精神、希有な音楽家」とグラモフォン誌に評された庄司紗矢香は、テミルカーノフ、メータ、ノセダ、ヤンソンス、サロネン、パーヴォ・ヤルヴィなどの指揮者や、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー響、マリインスキー劇場管、N響、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管といった世界を代表するオーケストラと共演を重ねている。近年にはオラフソンやカシオーリとのリサイタルツアー、フィルハーモニア管との英国・イタリア・日本ツアー、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー響などとの共演を行っている。2021年には、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルハーモニック管とBBCプロムスに、クリーヴランド管とブロッサム音楽祭にデビューした。レコーディングにも熱心に取り組み、2022年にはカシオーリとの新しいアルバム「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集」がリリースされた。1999年にパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで最年少および日本人として初めて優勝。2010年芸術選奨新人賞、2016年毎日芸術賞を受賞。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”。

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© Marco Borggreve

ベンジャミン・グローヴナー

Benjamin Grosvenor, Piano

ピアノ

プロフィール

高度なヴィルトゥオジティ、深い楽曲理解による目覚ましい演奏によって国際的な注目を集めている。近来の英国では最も重要なピアニストであり、欧米ではスター・ピアニストとしての地位を確立している。英国内の主要オーケストラはもとより、シャイー、ナガノ、ロト、サロネン、スラットキン、エメリャニチェフら著名な指揮者のもと、ボストン響、シカゴ響、フランス国立管などと共演。リサイタルもロンドンのウィグモアホール、パリのシャンゼリゼ劇場、ニューヨークのカーネギーホールなどで定期的に行っているほか、ワルシャワの「ショパンとそのヨーロッパ」音楽祭などにも出演。室内楽にも熱心で、T.ツィンマーマン、リダウトらと定期的に共演している。2020/21年シーズンにはラジオ・フランスでのアーティスト・イン・レジデンスを務めた。録音では2011年にデッカ・クラシックスと契約、英国の音楽家としては史上最年少、英国のピアニストとしては約60年ぶりの契約となった。ショパンのピアノ協奏曲を収録したアルバムはグラモフォン賞とディアパゾン金賞を受賞。リストのソナタを中心とした最新アルバムはラジオ・フランスのショク賞を受賞するなど絶賛されている。

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© Luc-Braquet

モディリアーニ弦楽四重奏団

Quatuor Modigliani

プロフィール

アムリ・コエトー(ヴァイオリン)Amaury Coeytaux, Violin
ロイック・リョー(ヴァイオリン)Loic Rio, Violin
ローラン・マルフェング(ヴィオラ)Laurent Marfaing, Viola
フランソワ・キエフェル(チェロ)François Kieffer, Violoncello

 パリを拠点に活動、2023年に創設20年を迎えた。世界の名だたるホールや最高峰の室内楽シリーズに定期的に招かれている。主要な弦楽四重奏曲はもとより、2022年からシューベルト生誕225年に焦点を当てたプログラムを展開。今シーズンもハンブルク国際音楽祭でチクルスを行うなど、引き続きこのテーマに取り組む。またケラス、ヨルム、グロスと共演するほか、ヌーブルジェから贈られた20周年記念の新曲をヨーロッパ各地で演奏する。録音も活発で、ミラーレ・レーベルからこれまで12枚のCDをリリース、数々の賞を受賞している。2020年にはシューベルトの弦楽四重奏曲全15曲のほか、マイヤー、シュナイダー、イェンセンらとの共演による「シューベルト:八重奏曲」をリリース、国際的に高い評価を得た。

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公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2023年9月23日(土・祝) 14:30開場・15:00開演

チケット情報

料金

【全席指定】一般7,000円 U-25(25歳以下)2,000円

※未就学児入場不可

【U-25チケットについて】
・25歳以下の方が対象のお得なチケットです(未就学児不可)。
・ご購入いただきましたご本人様のみご利用可能です。
・ご入場の際には、年齢を証明するものが必要となります。
・取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

チケット発売日

一般発売

2023年6月24日 9:30〜
※会員先行予約がありますので、一般発売日の時点で水戸芸術館取り扱い分が終了している場合があります。

先行予約 運営維持会員

2023年6月20日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

先行予約 水戸芸術館メンバーズ

2023年6月21日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

チケットの取扱い

窓口
水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター(営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
お電話
水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000 (営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
窓口
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 TEL: 029-244-6661(店頭販売のみ)
お電話
かわまた楽器店 TEL: 029-226-0351
WEB
e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)

*公演の内容、曲目等は、変更になる場合がございます。
*未就学児はご入場いただけません。
*車椅子のお客様、盲導犬、介助犬同伴のお客様は、お座席へのスムーズなご案内のため、予約時にお知らせください。
*公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はお受けできません。

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111