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ウィーン少年合唱団
Wiener Sängerknaben
合唱
プロフィール
ウィーン少年合唱団の創立は1498年(日本では戦国時代の明応7年)、皇帝マクシミリアン1世により宮廷音楽隊で歌う6名の少年が集められたことに始まり、ウィーン宮廷音楽礼拝堂、宮廷少年合唱団、そしてウィーン少年合唱団の基礎となる。巨匠トスカニーニが彼らのコーラスを評して“天使の歌声”と命名したことでも有名。世界の数ある少年(少女)合唱団の中でも抜群の人気と実力を誇り、9歳から14歳の約100名のメンバーは全員アウガルテン宮殿で生活している。ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーとウィーン少年合唱団にゆかりのある作曲家の名がついた4つのグループに分かれ、ヨーロッパ各国、アメリカ、アジア、オセアニアなど世界中のコンサートに出演。本拠地ウィーンでもウィーン国立歌劇場やフォルクスオーパー、ザルツブルク音楽祭やウィーン・フィルのニューイヤーコンサートへの出演を重ね、ウィーンを代表する団体のひとつとして活躍している。また、宮廷礼拝堂のミサで歌うことは今も昔もウィーン少年合唱団の使命とされている。2017年にオーストリアのUNESCO無形文化遺産に登録され、2024年には芸術的および社会的に傑出した業績を残した団体や著名人に贈られる欧州で最も重要な賞のひとつ『ヨーロッパ文化賞』をウィーン少女合唱団と共同で受賞した。2025年はモーツァルト組(カペルマイスター:マヌエル・フーバー)が来日。
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