
©Laura Stevens
庄司紗矢香
Sayaka Shoji
ヴァイオリン
プロフィール
唯一無二の芸術的多様性とレパートリーへの緻密なアプローチで、国際的に認められるヴァイオリニスト。その音楽的言語に対する非凡な洞察力は、ヨーロッパと日本という二つの背景の混合に由来する。
東京に生まれ、3歳でイタリアのシエナに移住。キジアーナ音楽院とケルン音楽大学で学び、14歳でルツェルン音楽祭にて欧州デビューを飾った。1999年にはパガニーニ国際コンクールで史上最年少優勝を果たし、以来、ズービン・メータ、マリス・ヤンソンス、ユーリ・テミルカーノフら巨匠指揮者や、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィルなど世界屈指のオーケストラと共演を重ねている。
2025/26年シーズンは、ラハフ・シャニ指揮イスラエル・フィル、サンフランシスコ響等への再登場に加え、カメラータ・ザルツブルク、モンテカルロ・フィル等へデビュー。また、マルタ・アルゲリッチやミッシャ・マイスキー、フランソワ・ルルーといった巨匠とも共演。前シーズンにはアラン・アルティノグル指揮フランクフルト放送響との共演が評価され、第37回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞している。
室内楽ではジャンルカ・カシオーリとの長年のパートナーシップに加え、多くのトップアーティストと国際的な舞台でリサイタルを行っている。芸術活動は音楽に留まらず、勅使川原三郎、安藤忠雄、杉本博司らとコラボレーションを行うほか、視覚音楽プロジェクト「Synesthesia」を展開。
これまでドイツ・グラモフォン等から11枚のアルバムをリリース。ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルとの録音や、メナヘム・プレスラーとのリサイタル・アルバムなどが含まれる。近年では、長年の共演者であるジャンルカ・カシオーリとのベートーヴェン:ソナタ全集、およびモーツァルト:ソナタ集をリリースしている。
2016年、芸術分野で顕著な影響を及ぼした者に与えられる「毎日芸術賞」を受賞。2012年には日経ビジネスの「次世代を創る100人」に選出された。
使用楽器は上野製薬株式会社より貸与されている1729年製のストラディヴァリウス「レカミエ」。
水戸芸術館では2005年以来、度々リサイタルを行うとともに、専属楽団である「新ダヴィッド同盟」の中心メンバーとしても活躍している。

