チケット

【重要なお知らせ】

ACM劇場ACM THEATRE

  • 公演

ACM百人劇場シリーズパパ、I LOVE YOU!

2010年1月23日[土]〜2010年2月7日[日] 

クリスマス前のロンドン、セント・アンドルーズ病院の医師談話室。エリート医師デーヴィッドは、2時間後に迫った記念講演のスピーチの練習に余念がない。とそこへ突然、昔の浮気相手ジェーンが現れ、“二人のあいだには息子がいて、しかも今まさに父を探しにここに向かっている”という! 出世のかかったスピーチを目前に、まさに人生の大ピンチ! デーヴィッドがついた嘘は、やがて病院中を巻き込んでの大騒動に―

開催情報

会場

ACM劇場

開催日

2010年1月23日[土]〜2010年2月7日[日] 

1月22日[金] 24日[日] 25日[月] 26日[火] 27日[水] 28日[木] 29日[金] 30日[土] 31日[日] 2月1日[月] 2日[火] 3日[水] 4日[木] 5日[金] 6日[土]
14:00 - 休演日 - 休演日 - - 休演日 - 休演日 - -
16:00 - 休演日 - 休演日 - - - 休演日 - - 休演日 -
19:00 - - 休演日 休演日 - - - 休演日 - 休演日 -

チケット情報

料金

【全席指定】前売・当日共に:一般2,000円、学生1,000円

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

キャスト

長谷川裕久

ドレーク(病院の理事長)
1965年生まれ、茨城県出身。
茨城大学教育学部美術科在籍中から演劇活動を始め、卒業後の俳優活動を経て、89年に水戸芸術館演劇部門学芸員になる。 90年以降、地域からの新しい演劇の創造を目指して、水戸野外劇で上演台本と演出を担当。96年より水戸芸術館専属劇団ACMの作・演出を担当し、作品を発表している。96年3月に台本・演出を担当したオペラ『さんせう太夫』(作曲=原嘉壽子)では三菱信託音楽賞、ジロー・オペラ賞を受賞。
作品の創作活動・発表と並行して、ACM劇場が開校している水戸市民演劇学校、水戸子供演劇アカデミーの専任講師や茨城大学などの非常勤講師も務めている。

<主な作・演出作品>
『美貌の流星』(97年)
『花冠の大陸』(98年)
『堕天の媚薬』(99年)
『THE SECRET GARDEN―改訂 バベルの図書館―』(04年)
『12LIARS―評決者たち―』(08年)
<主な作・演出・出演作品>
『La Cucaracha ラ・クカラチャ』(05年)
『麗しのハリマオ』(07年)
『マキコマレーノ!!』(09年)
<主な出演作品>
『怒濤』(04年)
『襤褸と宝石』(07年)
『北京の幽霊』(09年)

辰巳蒼生

デーヴィッド(エリート医師)
高校卒業後、京都太秦撮影所で大部屋俳優を2年間経験。その後、自主映画を経て、プロデュース集団Zicentury(ジセンチュリー)に1995年より加入し、2000年解散まで全作品に参加。以後フリーで活動し、06年6月よりスリーアローズに所属。ACM劇場にも過去4回出演経験があり、舞台、TV、映画、CMと幅広く活動中。昨年9月より、落語の原点である喜怒哀楽をコンセプトに、演劇に落語を混ぜ合わせたオリジナル脚本で新しいジャンルの一人芝居「落劇」に取り組んでおり、09年6月までに計5回の公演を行なっている。「落劇」での渋谷芸術祭参加も決定、また2010年公開予定の映画『RAILWAYS』にも出演している。

<主な出演舞台>
tpt『地獄のオルフェ』
(演出:ジョナサン・バトレル/00年/ベニサン・ピット)
二兎社『日暮町風土記』
(演出:永井愛/01年/シアタートラム)
tpt『BENT』
(演出:ロバート・アラン・アッカーマン/03年/ベニサン・ピット)
以下、ACM劇場
『かもめ』(06年)
『ジュリアス・シーザー』(06年)
『襤褸と宝石』(07年)
『12LIARS』(08年)
<主な出演映画>
『ハブと拳骨』(2008年公開)
『RAILWAYS』(2010年公開予定)

藤井由紀(劇団唐組)

ジェーン(デーヴィッドの元不倫相手)
埼玉県出身。
1995年劇団唐組に入団以降、02年まで全公演に出演。02年以降は『泥人魚』(03年)や『行商人ネモ』(07年)など多くの作品で主演を務める。また、01年にACM劇場で行なわれた『ふたりの女』での主演や、08年の第58回ベルリン国際映画祭にて国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)・最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞した『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』にて大槻節子役を演じるなど、劇団唐組の公演以外にも幅広く活動している。

<主な出演作品>
◎近年の唐組舞台出演歴
『夕坂童子』(主演・谷朝子役/08年春)
『ジャガーの眼・2008』(サラマンダ役/08年秋)
『黒手帳に頬紅を』(姿屋君子役/09年春)
『盲導犬』(主演・銀杏役/09年秋)
◎水戸芸術館への客演
『ふたりの女』(作:唐十郎/演出:松本小四郎/01年)
◎映画
ベルリン国際映画祭にてCIAE賞・NETPAC賞受賞作品
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
(監督:若松孝二/大槻節子役/08年)
その他、TV・CM出演等

米川理恵子

ローズマリー(デーヴィッドの妻)
獨協大学シェイクスピア劇研究会を経て、卒業後、劇団手織座付属演劇研究所に所属。1991年、ACMに入団。95年に退団するまでに数多くの作品に出演。その後、04年に上演された<日本の劇作家たち>2『怒濤』で再びACM劇場の舞台に立つ。同シリーズ第3弾『北京の幽霊』(05年)や<特別篇>『北京の幽霊』(09年)では夫人役を演じ好評を博す。

<主な出演作品>
『Kの物語』
(作:ペーター・ハントケ/演出:レック・マキエヴィッツ/92年/水戸芸術館ACM劇場)
『さんせう太夫』
(作・演出:長谷川裕久/93年/水戸芸術館ACM劇場)
『恋する妊婦』
(作・演出:岩松了/94年/水戸芸術館ACM劇場)
『怒濤』
(作:森本薫/演出=松本小四郎/04年/水戸芸術館ACM劇場)
『北京の幽霊』
(作:飯沢匡/演出=松本小四郎/05年/水戸芸術館ACM劇場)
『北京の幽霊』
(作:飯沢匡/演出=松本小四郎/09年/水戸芸術館ACM劇場)他

大内真智(ACM) 

レズリー(ジェーンとデーヴィッドの息子)
1978年アメリカ合衆国生まれ、水戸市育ち。日本大学芸術学部在学中からパフォーマンスグループ「やわらかいワニ」のメンバーとして活動。卒業後は、演劇の中に音楽やダンスなどの身体表現を取り入れた舞台に数多く携わる。主な出演先として、birds-eye viewや現まつもと市民芸術館芸術監督である串田和美氏が立ち上げたKUSHIDA WORKING、朝比奈尚行氏が率いる時々自動がある。09年4月、ACM入団後はソロユニット「aua boobooz」での活動も行なっている。
趣味は映画鑑賞、ダンス、イラストを描くこと。

<主な出演作品>
やわらかいワニ『虹だらけ』
(00年/北沢タウンホール)
birds-eye view『シンク/SYNCHRO』
(作・演出:内藤達也/00年/スフィアメックス)
birds-eye view『Package』
(作・演出:内藤達也/01年/三鷹芸術文化センター星のホール)
birds-eye view『on*off*on』
(作・演出:内藤達也/02年/新宿107)
birds-eye view『サウンド・システム』
(作・演出:内藤達也/02年/駒場アゴラ劇場)
KUSHIDA WORKING『スカパン』
(作:モリエール/訳:内藤俊人/潤色・演出:串田和美/03年/水戸芸術館ACM劇場)
KUSHIDA WORKING『ユビュ王』
(作:アルフレッド・ジャリ/訳:穴澤万里子/構成・演出・美術:串田和美/03年/シアターNAP)
『THE SECRET GARDEN』
(04年/水戸芸術館ACM劇場)
birds-eye view『un_titled』
(作・演出:内藤達也/05年/駒場アゴラ劇場)
KUSHIDA WORKING『コクーン歌舞伎 桜姫』
(作:四世鶴屋南北/演出:串田和美/05年/シアターコクーン)
時々自動『music no music』
(構成・演出・出演:朝比奈尚行/05年/シアタートラム)
『ベニスの商人』
(05年/水戸芸術館ACM劇場)
birds-eye view『girl/girl/boy/girl/boy』
(作・演出:内藤達也/06年/ART COMPLEX 1928(京都))
KUSHIDA WORKING『幽霊はここにいる』
(作:安部公房/演出:串田和美/06年/まつもと芸術劇場)
時々自動『Lightology』
(構成・演出・出演:朝比奈尚行/06年/Esplanade theatres on the bay(シンガポール))
『ジュリアス・シーザー』
(06年/水戸芸術館ACM劇場)
『襤褸と宝石』
(07年/水戸芸術館ACM劇場)
『スリッパ、誰の?』
(08年/水戸芸術館ACM劇場)
『12LIARS―評決者たち』
(08年/水戸芸術館ACM劇場)
エントランスで踊ってみるvol.29『OUT!』
(構成・振付・出演:高橋明子/09年/水戸芸術館エントランスホール)
aua boobooz 朗読劇『僕らが天王星に着くころ』
(09年/水戸芸術館現代美術ギャラリーワークショップ室)
『マキコマレーノ!!』
(作・演出:長谷川裕久/09年/水戸芸術館ACM劇場)

塩谷亮

ヒューバード(デーヴィッドの同僚医師)
1970年生まれ、北海道出身。
茨城キリスト教大学在学中より演劇活動を行う。92年にACM入団以降、ACM劇場でさまざまな作品に出演、中でも『美貌の流星』(97年/作・演出:長谷川裕久)では、テンポイント役で主演し、脚光を浴びる。劇場での俳優業以外にも水戸市立図書館との共同制作の朗読会も積極的に行なっている。俳優業の傍ら、農業も行なっている。

<主な出演作品>
『美貌の流星』
(作・演出:長谷川裕久/97年/水戸芸術館ACM劇場)
『花冠の大陸』
(作・演出:長谷川裕久/98年/水戸芸術館ACM劇場)
『堕天の媚薬』
(作・演出:長谷川裕久/99年/水戸芸術館ACM劇場)
『麗しのハリマオ』
(作・演出:長谷川裕久/07年/水戸芸術館ACM劇場)
『襤褸と宝石』
(作:加藤道夫/演出:松本小四郎/07年/水戸芸術館ACM劇場)
『12LIARS』
(作・演出:長谷川裕久/08年/水戸芸術館ACM劇場)
『北京の幽霊』
(作:飯沢匡/演出:松本小四郎/09年/水戸芸術館ACM劇場)

小林祐介(ACM)

コノリー(若い医師)
栃木県出身。茨城大学卒業後、2004年にACM入団。ACM劇場での活動以外にも、FMぱるるんでのパーソナリティを毎週木曜日行なっている。

<主な出演作品>
『歳月』
『怒濤』
『北京の幽霊』
『襤褸と宝石』
『スリッパ、誰の?』
『12LIARS―評決者たち』
(作・演出:長谷川裕久/08年/水戸芸術館ACM劇場)
『ベニスの商人』
『ジュリアス・シーザー』
『ここだけの話』
(作:高橋いさを/演出:松本小四郎/06年/南町劇場)
劇団空っぽ人間『嘘つきな男?』
(作:ユルネイユ/演出:大澤遊/07年/荻窪アールコリン)

今井哲

警官
茨城県出身。
1986年、茨城県内初の高校生による劇団に立ち上げから参加したことをきっかけに演劇活動を始める。88年より水戸芸術館演劇課の開設準備に携わるとともに劇団SCOTに参加し海外公演等を経て、90年に劇団虹っ子に入団。劇団虹っ子入団以降、全国の小・中学校への巡回公演活動に力を注ぐ。2001年、腹筋善之助と松村武による1年間の演劇ワークショップ『スーパークライムシステム』への参加を経て、03年、劇団IQ5000旗揚げに参加。09年9月に行なわれたリージョナル・シアター+水戸市民演劇学校公演『マキコマレーノ!!』をきっかけにACM劇場の舞台に再び立つ。現在、すずかけカルチャースクール演劇科講師として、生徒の演劇指導を行なっている。

<主な出演作品>
『リア王』
(演出:鈴木忠志/グローブ座/89年)
清川虹子と劇団虹っ子『やまびこ太郎』
(演出:清水川嶺央)
劇団IQ5000『まどろみ戦士~魔王の逆襲』
(作・演出:腹筋善之助/03年)
劇団IQ5000『時代×時代劇 TWO DASH』
(作・演出:腹筋善之助/03年)
『マキコマレーノ!!』(09年)

久保庭尚子

婦長
茨城県出身
茨城大学卒業後、同大演劇研究会のOBとつくば市、土浦市在住のメンバーによる劇団「東京ローズ」の旗揚げに参加。90年に水戸芸術館劇団ACMの第一期メンバーとなる。97年より静岡県舞台芸術センターの専属劇団SPACに所属。鈴木忠志氏の数々の作品に主演俳優の一人として出演。また演出助手も務める。
その後劇団SCOTを経て現在フリー。

<主な出演作品>
『さんせう太夫』
『恋する妊婦』
『サティアン』
『しんしゃく源氏物語』
『禿の女歌手』
『オイディプス王』
『ディオニュソス』
『桜の園』
『幽霊』
『サド侯爵夫人』

山口りつこ

ミセス・ボニー(ヒューバードの母親)
1963年生まれ、茨城県出身。
高校卒業後、アナウンサーを夢見て上京。
21歳の時、OLをしながら恵比寿にある劇団テアトルエコー養成所夜間コースに2年在籍。男の子役に定評あり。1996年に帰郷し、その後99年に水戸芸術館ACM百人劇場『新東京ローズ』に出演。その他にも市民演劇祭、市内の合唱団でミュージカルに出演している。現在は、選挙ウグイス、メモリアル司会などMCをしている。さらに三人娘を持つ母としても大奮闘中。

<主な出演作品>
『新東京ローズ』
(作:長谷川裕久/演出:松本小四郎/99年/水戸芸術館ACM百人劇場) 他

澤田考司(ACM)

ビル(入院患者)
福井県敦賀市出身。茨城大学卒業後、2004年にACM入団。以降、水戸芸術館ACM劇場の作品に数多く出演。また、水戸市立図書館との共同企画として図書館での朗読会も定期的に行なっている。

<主な出演作品>
『命を弄ぶ男ふたり』
(作:岸田國士/演出:桐山知也/03年/水戸芸術館ACM劇場)
『怒濤』
(作:森本薫/演出:松本小四郎/04年/水戸芸術館ACM劇場)
『北京の幽霊』
(作:飯沢匡/演出:松本小四郎/05年/水戸芸術館ACM劇場)
『ベニスの商人』
(作:W.シェイクスピア/翻訳:近藤弘幸/演出・美術:桐山知也/05年/水戸芸術館ACM劇場)
『ここだけの話』
(作:高橋いさを/演出:松本小四郎/06年/南町劇場)
『かもめ』
(作:A.チェーホフ/演出:桐山知也/06年/水戸芸術館ACM劇場)
『ジュリアス・シーザー』
(作:W.シェイクスピア/演出:桐山知也/06年/水戸芸術館ACM劇場)
『12LIARS―評決者たち―』
(作・演出:長谷川裕久/08年/水戸芸術館ACM劇場)
『北京の幽霊』
(作:飯沢匡/演出:松本小四郎/09年/水戸芸術館ACM劇場)
その他、水戸市立図書館での朗読会

田口裕珠

看護婦役
茨城県水戸市出身。
2000年常磐大学コミュニティ振興学部入学後、学内サークル劇団TACにて演劇活動を始める。在籍中は劇団での公演やひたち海浜公園にて着ぐるみショーのイベントへ定期的に出演。卒業後しばらく演劇活動から遠ざかっていたが、09年9月に参加した水戸芸術館ACM劇場のリージョナル・シアター+演劇学校公演『マキコマレーノ!!』でヒロイン役に抜擢され、好評を博す。以降、演劇活動を本格的に再開し、今回ACM劇場への二度目の出演が決定。
<主な出演作品>
『マキコマレーノ!!』(09年)

平成21年度文化庁芸術拠点形成事業