
ACM劇場ACM THEATRE
- 公演
花緑センパイ、10代と語る!落語とトークショー
2014年8月13日[水]

柳家花緑
「ぼく、ほんとうに勉強ができなかったんです。やりもしなかった。漢字が読めないから教科書になにが書いてあるか理解できないし、テストと名のつくものはことごとく惨敗。宿題すらやった例(ためし)はありません。
本も、十八歳になるまで一冊も読んだことがなかったなあ。中学校卒業と同時に、祖父・柳家小さんに入門しました。つまり、十五歳で落語界に「就職」したんです。中学を出て働くなんて子はクラスにひとり。ぼくだけです。」
小学六年生で落語家になることを決めたという柳家花緑さん。
一見、順風満帆な落語人生に見えますが、結局は厳しい実力の世界。激しい修行の毎日と、人間国宝・柳家小さんの孫というプレッシャー。思い悩む日々が続き、いっそ死んでしまいたいと思うほどだったそうです。
今回は、そんな花緑センパイのお話を聞きながらセンパイが皆さんの声にも耳を傾けるトークショーです。
ちょっと愉快で、明るいヒントが見つかるかもしれません。もちろん落語も楽しめます。
いろんな悩みがあるこの時代、花緑センパイと明るく悩んでみませんか?
開催情報
会場
ACM劇場
開催日
2014年8月13日[水]
出席
柳家花緑
チケット情報
料金
【全席指定】学生1,000円(小学校高学年~大学生)、一般2,000円(3階席のみ)
スペシャル企画決定!●
当日、浴衣で来場した方にはお得なサービス!
現代美術ギャラリーで開催中の鈴木康広展「近所の地球」へご招待!
高さ100mのシンボルタワー展望室の入場無料!
※大学生までの方が対象です
※甚平もOK!
※当日は、ACM劇場の受付に公演チケットの半券をご呈示ください
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
プロフィール

柳家花緑
本名・小林九。1971年生まれ。1987年3月中学卒業後、祖父柳家小さんに入門。前座名九太郎。1989年9月二ツ目昇進。小緑と改名。1994年戦後最年少の22歳で真打昇進。柳家花緑と改名。2003年3月に落語界の活性化を目的として結成された「六人の会」(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵、春風亭昇太、立川志の輔)のメンバー。「にほんごであそぼ」(NHK教育)で紹介した『寿限無』は子供たちの間で大ブームとなった。着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年は劇作家などによる新作落語にも取り組んでいる。また自身の独演会「花緑ごのみ」の高座などでは、椅子に座りスーツ姿での「同時代落語」にも挑戦している。テレビ、舞台などでも、ナビゲーターや俳優として幅広く活躍中。