
ACM劇場ACM THEATRE
- 公演
WACCA project 4都市連携プロジェクト産み育て文化祭in水戸
~たてよこナナメの3年間~「産み育てを考えるワークショップ」の集大成!
2014年11月30日[日]
―子どもを産み、育てるということ。
これは子育て中のお母さんや子どもがいる家庭だけが考えればいいテーマではありません。
少子化による影響は、子どもの有無など関係なく、全ての人に起こってきています。
産み育ては、世代や性別、子どもの有無や地域を飛び越えて、現代を生きるすべての人が考えていくべきテーマです。
ACM劇場ではこれまで、さまざまな参加者とともに、産み育てについて考えるワークショップを実施してきました。3年目となる今年、これまでの活動の集大成として文化祭を行います!
これまでの参加者たちの声なき声、そしてアンケート調査で回答してくれた10代~70代の茨城県民130人の声を、展示や一人芝居、ダンスなど気軽に楽しめる表現でご覧いただきます。
会場は出入り自由&入場無料な水戸芸術館エントランスホール。
ぜひふらりとお立ち寄りください。
開催情報
会場
エントランスホール
開催日
2014年11月30日[日]
総合演出
阿部初美
ドラマトゥルク
横堀応彦
出演
平松み紀、深澤南土実、倉内亜貴野、髙橋幸介、遠島立夫
協力
水戸市子育て支援・多世代交流センター「わんぱーく・みと」
公益社団法人水戸市シルバー人材センター、水戸葵ライオンズクラブ チアフル支部、水戸市生活文化課
企画・制作
水戸芸術館ACM劇場
チケット情報
料金
入場無料&出入り自由
注意事項
当館のエントランスホール内の声や音は、現代美術ギャラリーやコンサートホールにも響きやすくなっております。通常の話し声などでは全く問題ございませんが、あまりにも大きな声を出している場合や、激しい物音を立てている場合には、お声掛けさせて頂く場合がございます。何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
水戸市、公益財団法人水戸市芸術振興財団
スケジュール
ワークショップやパフォーマンスが行われる時間は下記の通りです。
展示作品は終日ご覧いただけます。
終日
展示作品|ゲリライベント
展示作品『100MONOLOGUES』『Voice Letter』
ゲリライベント『キッズダンス』
9:30
OPEN/開館
9:45-10:10
オープニングパフォーマンス
『産み育てだっぺよ』
『見ざる言わざる聞かざる』
10:30-12:30
ワークショップ
産み育てを考えるワークショップ
※事前申込
13:30-14:15
パフォーマンス
『産み育てだっぺよショート版』
『見ざる言わざる聞かざる』
『ほんとのきもち』
17:00-
クロージングパフォーマンス
『産み育てだっぺよ』
『ほんとのきもち』
『あっちこっちそっちの関係』
18:00
CLOSE/閉館
内容のご紹介

仙台文化祭の様子
100MONOLOGUES
展示作品
10代~70代の茨城県民130人のアンケート回答やリサーチ、産み育てにまつわる素材をもとに作りあげる展示作品。
Voice Letter
展示作品
茨城県水戸市、宮城県仙台市、東京都世田谷区、福岡県北九州市。
4都市それぞれで暮らす男女4人の「はじめまして」から紡がれる音声文通。

office Photo Style(佐川智伯)
産み育てだっぺよ
一人語り
構成・演出・出演:遠島立夫(劇団ACM)
劇団ACMの遠島立夫が、茨城の産み育てエキスを抽出してつくりあげた、笑いあり、涙ありの一人語り。実際にあった証言をもとにお届けする遠島節全開の本作。大いに笑って、ちょっぴりドキッと楽しめます。
≫遠島立夫profile
茨城県ひたちなか市出身。
水戸市民演劇学校を経て、2002年に劇団ACM入団。入団以降、数多くのACM劇場主催企画公演などに出演。現在は俳優にとどまらず演出等でも精力的に活動している。

見ざる言わざる聞かざる
ダンス
振付:平松み紀
出演:WACCAダンサーズ
*写真左より 深澤南土実、平松み紀、倉内亜貴野
人間に対する戒めの言葉である“見ざる言わざる聞かざる”
でも水戸の三猿は、他人の困っていることは見ないように、他人を背負いたくないから聞かないように、変に思われるから言わないように、しているらしい。このコミュニケーションが水戸では成立しているようで…
≫WACCAダンサーズとは?
茨城県水戸市で暮らす振付家/ダンサーの平松み紀をはじめ、同じく茨城県在住の深澤南土実、倉内亜貴野によるダンサーチーム。深澤と倉内は、平松み紀が当館で講師を務めていた水戸市民舞踊学校の卒業生であり、これまでもさまざまな公演に出演している。

あっちこっちそっちの関係
~水戸/仙台/北九州~
ダンス
振付:平松み紀
出演:WACCAダンサーズ(平松み紀、深澤南土実、倉内亜貴野)
各都市の参加者やまちの様子をリサーチし、その土地特有の人間関係をダンスで表現している本作。仙台では映像作品にもなりました。平松み紀がみつけた3都市の人間関係、とくとお楽しみください。
≫WACCAダンサーズとは?
茨城県水戸市で暮らす振付家/ダンサーの平松み紀をはじめ、同じく茨城県在住の深澤南土実、倉内亜貴野によるダンサーチーム。深澤と倉内は、平松み紀が当館で講師を務めていた水戸市民舞踊学校の卒業生であり、これまでもさまざまな公演に出演している。

ほんとのきもち
ダンス
構成・出演:髙橋幸介
写真:葛西優人
仙台在住。26歳、牡牛座、AB型です。好きな食べものは豆と山菜。
僕は男が好きな男、つまりゲイです。ゲイだから結婚できない。ゲイだから子どもをつくれない。という壁?バリア?が自分にはあるような気がします。
仙台で初演を迎えた本作。結婚のこと、子どものこと、他人の目のことを、包み隠さず、今思っていることを言葉とダンスでお届けします。
≫高橋幸介profile
1988年、山形県に生まれる。小学~高校まで陸上部で走り回り、大学入学と同時に演劇を始める。2010年の飯田茂美ワークショップでダンスに出会い、演劇とダンスの垣根を越えるパフォーマーとして仙台で活動中。出演作にe-dance仙台「ちいさな街、春風のなか」、せんだいマチナカアート「あなたと歩いたサンモール、あなたを探しにサンモール」、若伊達プロジェクト「犯行声明×反抗生命」、踊りに行くぜ‼︎Ⅱvol.2~4など。

©takaki sudo
産み育てを考えるWS
ワークショップ
進行:阿部初美
事前申込|15名程度
★名前・年齢・性別をご用意の上、029-227-8123(演劇部門:10時~18時)またはmito.acmtheatre@gmail.comまでお申込み下さい。
★託児サービスを無料でご利用頂けます。ご希望の方は申込時に追記してください。
この文化祭のきっかけともなったワークショップを会場2階で実施します。子どもを産み、育てるとことについて、身体を動かしたりしながら、みんなで一緒に考えてみませんか?
≫阿部初美profile
'94年より演劇集団円演出部に所属、故太田省吾(劇作家・演出家)に師事後、00年より演出家として活動。'06年よりにしすがも創造 舎レジデント・アーティストとして、東京国際芸術祭をメインにドキュメンタリー的な手法を用いた作品『4.48サイコシス』『アトミック・サバイバー』 『エコノミック・ファンタスマゴリア』などを発表。東京芸術大学・世田谷パブリックシアター・北九州芸術劇場などでも講師を勤める。他ジャンルとの共同作 業など、開かれた創作をめざす。'10年に出産。現在は子育てしながらワークショップを中心に活動中。この文化祭の総合演出を手掛けている。
演出家。演劇集団円に所属。故太田省吾(劇作家・演出家)に師事後、'00年より演出家として活動。'06年よりにしすがも創造舎レジデント・アーティストとして、東京国際芸術祭を中心に、ドキュメンタリー的な作品『4.48サイコシス』『アト ミック・サバイバー』『エコノミック・ファンタスマゴリア』などを発表。東京芸術大学、地域創造リージョナルシアター事業などでも講師を務める。'10年に出産。現在は子育てしながらワークショップを中心に活動中。
【ブログ】http://abehatsumi.dreamlog.jp/

キッズダンス
ゲリライベント
リーダー:平松み紀
いきなりはじまるかも!?
未就学のお子さまでも大丈夫!リズムに合わせて楽しく踊ろう♪
★子どもたちがいたら、いきなりはじめちゃいます。10分位なので、ぜひ遭遇したらお気軽にご参加ください。
≫平松み紀profile
1968年神奈川県生まれ。水戸市在住。
1985年より黒沢美香&ダンサーズとして活動。その後、ソロ活動開始。1996年より水戸芸術館のダンス企画に参加。19997年より水戸芸術館専属舞踊家として水戸市民舞踊学校講師を務めながら、自身の作品「鳥の歌」等を発表。2009年よりフリーに。2012年青森公立大学国際芸術センター青森にてダンス・ワークショップ&ダンス公演に参加。長内真理とともに「身体の風景」を発表。
現在、ストレッチクラスと幼稚園でキッズダンスクラスを受け持つ。常磐短期大学非常勤講師。
平成26年度文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
~演劇の鑑賞とものづくり、発表、講習を通した地域の活性化とコミュニティの再生事業~