チケット

【重要なお知らせ】

ACM劇場ACM THEATRE

  • 公演

第33回水戸映画祭・日本映画が好き2018

2018年10月6日[土]〜2018年10月8日[月] 

水戸では鑑賞する機会が少ない作品を上映する「水戸映画祭」
往年の名作を貴重なフィルムで上映する「日本映画が好き」
多種多様な映画を楽しめる充実のプログラムでお届けします。

上映プログラムなどの詳細はこちら>>チラシ(PDF)

水戸短編映像祭(コンペティション)休止のお知らせ(NPO法人シネマパンチHP)

開催情報

会場

ACM劇場

開催日

2018年10月6日[土]〜2018年10月8日[月] 

協力

ホテル水戸シルバーイン、茨城映画センター、310+1シネマプロジェクト、CINEMA VOICE、あまや座

チケット情報

料金

第33回水戸映画祭 10月6日(土)~8日(月・祝)
日本映画が好き2018 10月8日(月・祝)
チケット発売:8月31日(金)

料金
・水戸映画祭 プログラムA・C・D・E・F・G:1,500円
       プログラムB:2,000円
・日本映画が好き:各500円
※全席自由・入れ替え制

チケットのご予約
・水戸芸術館エントランス内チケットカウンター
・水戸芸術館チケット予約センター 029-225-3555
※9:30~18:00 月曜休館

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

上映プログラム一覧

10月6日(土)11:00〜
Program A:『YEAH』&『VERYFANCY』
1,500円

Program:A『YEAH』
2018年/日本/45分
監督:鈴木洋平 脚本:久保寺晃一/鈴木洋平
出演:柳英里紗/廣田朋菜/飯田芳/小泉翔太/村上ROCK/QUALIAほか

デビュー作 『丸』で国際的評価を得た水戸在住の映画監督・鈴木洋平による新作中編映画『YEAH』はロッテルダム国際映画祭でのワールドプレミア後、フランス、アメリカの映画祭を巡回し、今回が日本初公開となる。主演は冨永昌敬監督による水戸発映画『ローリング』(2015年)にてヒロインを務めた柳英里紗。水戸好きで知られる彼女と水戸在住の映画監督がタッグを組み、ロケ地の99%が若宮団地、1%が三の丸庁舎と水戸市民なら馴染みの場所をあっと驚く奇妙な空間に仕立て上げた不可思議な団地映画です。

INTRODUCTION
団地に住むアコ(柳英里紗)は、何か個人的な問題を抱えているようだ。そのせいで自分の部屋がどこか分からなくなり、団地内をひたすら彷徨うしかない。時折、人間らしき物体に声をかけるが、それは木であり、自転車であり、ことごとく人間ではない。彼女は一体何者で、どこへ行こうとしているのか?

10月6日(土)11:00〜
Program A:『YEAH』&『VERYFANCY』
1,500円

Program A『VERYFANCY』
2018年/日本/30分
監督・脚本:柳英里紗
出演者:柳英里紗/小園優/橘美緒/馬場ふみか/空美/平松可奈子

女優の柳英里紗が初めて手がけた短編映画は、「non-no」モデルや女優として活躍する馬場ふみか、元SKE48でアパレルブランドのプロデューサーや女優としても活躍する平松可奈子、CMや「装苑」や「GINZA」などの紙面を飾るモデルの空美、早川大介監督作『凪の海』に主演し同作でも柳英里紗と競演した小園優など豪華キャスト出演の最強ガールズムービーです。私生活でも仲良しという彼女たちの魅力を最大限に引き出せるのは、柳英里紗しかいないのではと思わせるほど美しき美女たち!これまで柳英里紗映画祭でしか上映されていないレアな作品ですのでお見逃しなく!!!

INTRODUCTION
柳英里紗は映画を撮ろうとしている。彼女には美しく自由奔放な恋人たちがいるようだ。自由すぎる六角関係の色恋沙汰のせいで映画製作は難航する。本当に映画は完成しないかもしれない。柳はそれでも良さそうだ。なんせ彼女たちはみんな可愛い。

GUEST
柳英里紗[俳優・映画監督](来場予定)
鈴木洋平[映画監督]
ほかゲスト調整中

10月6日(土)13:10〜
2,000円

Program B:『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』
2017年/インド/テルグ語/167分/字幕翻訳:藤井美佳/日本語字幕監修:山田桂子
監督・脚本:S.S.ラージャマウリ
出演:プラバース/ラーナー・ダッグバーティ/アヌシュカ・シェッティ/サティヤラージ/ラムヤ・クリシュナ/タマンナー/ナーサル/スッバラージュほか

ライムスター宇多丸氏に「インド映画への偏見を捨て今すぐ映画館に走ってください。間違いなく、今かかっているどの映画よりもおもしろい」と言わしめ、「2017年のチャンピオン」の称号も得た『バーフバリ』二部作は、あらゆる感情がゆさぶられる娯楽映画の最高傑作!!
インド映画初の全米興行収入9位にランクインした前編『バーフバリ 伝説誕生』に続き、全米初登場第3位となった『バーフバリ 王の凱旋』は絶叫上映などの盛り上がりも加わり、日本でも半年超えのロングラン・ヒット。
今回上映する『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』は、26分のカットされた名シーンが謁見できるオリジナル・ノーカット版。壮大な叙事詩ドラマの感動がより深まる、ソフト化未定の<完全版>をお見逃し無く!

至極の絶叫上映体験もぜひ!

【絶叫上映】
絶叫声援で映画と観客が一体となる、ライヴ感満載の上映&鑑賞スタイル。上映前に初心者にも安心の前説がありますが、静かに鑑賞したい方は御注意ください。
<持ち込みOK>鈴やモンキー・タンバリン系の鳴り物/サイリューム(ペンライト)
<持ち込みNG>打楽器系の鳴り物(太鼓面のあるタンバリンも不可)/紙吹雪/クラッカー/火薬を使用する物/その他、当日に禁止と指示された物
<禁止事項>持ち込みNGな物の持ち込み、飲食、紙片を撒き散らすなど劇場を汚す行為、劇場内を走るなどの危険行為、座席での立ち上がりやスクリーン前の占拠など鑑賞の妨害や迷惑となる行為は禁止となります。また劇場でのコスプレへの着替えはお控えください。なおスタッフの説明や指示に従っていただけない場合は、退場いただく場合もございます。

INTRODUCTION
遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。国王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の姫デーヴァセーナと恋に落ちる。だが王位継承争いに敗れた従兄弟のバラーラデーヴァは邪悪な策略で王の座を奪い取り、さらにバーフバリと生まれたばかりの息子の命をも奪おうとする……。父バーフバリはなぜ殺されたのか? 母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか? 自らが伝説の王バーフバリの子であることを知った若き勇者シヴドゥは、マヘンドラ・バーフバリとして、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑む!

GUEST
山田桂子[茨城大学 人文社会科学部教授/インド文化研究家]
ほかゲスト調整中

10月6日(土)17:30〜
1,500円

Program C:『カメラを止めるな!』
2017年/日本/96分
監督•脚本•編集:上田慎一郎
出演:濱津隆之/真魚/しゅはまはるみ/長屋和彰/細井学/市原洋/山﨑俊太郎/大沢真一郎/竹原芳子/吉田美紀/合田純奈/浅森咲希奈/秋山ゆずき

監督&俳優養成スクール「EMBUゼミナール」の<シネマプロジェクト>第7弾作品。オーディションで選ばれた無名の俳優達と共に数ヶ月に渡るリハーサルを経て当て書きで執筆された、斬新で他に類をみない緻密な脚本、奇跡的に撮影されたワンシーンワンカット・ゾンビサバイバル……そこからの衝撃の展開!
第18回水戸短編映像祭コンペティション部門で『彼女の告白ランキング』を上映など、短編作品で全国各地の映画祭を騒がせていた上田慎一郎監督の待望の長編は、なんと全体の7割以上に及ぶ廃墟シーンを水戸市内の「芦山浄水場」で撮影。ロケ当時の「水戸フィルムコミッション」担当者を迎え、水戸ならではのトークも展開していただきます!

GUEST
濱津隆之 [俳優]
上田慎一郎 [監督・脚本・編集]
市橋浩治 [プロデューサー]
平戸正英[水戸市 みとの魅力発信課 担当係長]

10月7日(日)11:20〜
1,500円

Program D:『モリのいる場所』
2018年/日本/99分
監督/脚本:沖田修一
出演:山﨑努/樹木希林/加瀬亮/吉村界人/光石研/青木崇高ほか

30年もの間、家の外へ出ることなく、ひたすら庭に生きるたくさんの虫や猫や草木などを見つめ、描きつづけた画家・熊谷守一のエピソードをもとに、現在の日本映画を牽引する沖田監督が、どこか懐かしく温かなオリジナルストーリーを紡ぎました。今作が初共演となる山﨑努(80歳)と樹木希林(74歳)は言わずと知れた日本を代表する名優。このふたりと、ふたりを取り囲む豪華キャストたちが繰り広げる、おかしなやりとりにクスクス、夫婦愛にほろり、珠玉の物語をお届けします。

2003年、短編『鍋と友達』で第7回水戸短編映像祭コンペティション部門グランプリを受賞した沖田修一監督。第14回水戸短編映像祭での『俺の切腹』(2010年)上映以来、満を持してご自身の作品上映でご登壇いただきます!

GUEST
沖田修一[映画監督]

10月7日(日)14:00〜
Program E:『きみの鳥はうたえる』&『ムーンライト下落合』
1,500円

Program E:『きみの鳥はうたえる』
2018年/日本/106分
監督・脚本:三宅唱
出演:柄本佑/石橋静河/染谷将太/足立智充/渡辺真起子/萩原聖人ほか
原作:佐藤泰志(『きみの鳥はうたえる』)/ 音楽:Hi’Spec

函館の夏、まだ何ものでもない僕たち3人はいつも一緒だった──
佐藤泰志の原作をもとに、若手実力派俳優と新鋭監督がつくりだした、今を生きる私たちのための青春映画。

震災直後の水戸で撮影された映画『Playback』(2012)の三宅唱監督が最新作で水戸に帰ってきます!『海炭市叙景』(2010)、『そこのみにて光輝く』(2014)、『オーバー・フェンス』(2016)に続く、佐藤泰志の小説の映画化4作目。原作の骨格はそのままに、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案。語り手である「僕」に柄本佑、同居する友人・静雄に染谷将太と、若手実力派俳優を起用。空虚に生きる「僕」の感情が溢れ出すシーン!ふたりの間を行き来する佐知子に『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)で数多くの賞を獲得した石橋静河。透明感あふれる瑞々しさと芯の強さが共存する飾らない魅力が輝く。ともに夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう微妙なトライアングルの幸福で愛おしい束の間の日々を描く。

10月7日(日)14:00〜
Program E:『きみの鳥はうたえる』&『ムーンライト下落合』
1,500円

Program E:『ムーンライト下落合』
2017年/日本/30分
監督・脚色・編集:柄本佑
出演:加瀬亮/宇野祥平

俳優の柄本佑が監督した短編作品『ムーンライト下落合』
原作は、劇団「東京乾電池」に所属する作家・加藤一浩による短編戯曲。これまでも何本か短編映画をつくってきた柄本佑がその原作戯曲を気に入り映画化。
ひとつの部屋のなかで、深夜の数時間を過ごす男ふたりによる会話劇で、ふたりの登場人物には、柄本が以前から親交があり、尊敬する俳優でもある加瀬亮と宇野祥平。スタッフには俳優で同じく監督作もある森岡龍、柄本主演映画『きみの鳥はうたえる』(2018年9月1日公開)監督の三宅唱や撮影の四宮秀俊などが参加。友人たちと一緒に作った短編映画です。

GUEST
三宅唱[映画監督]
松井宏[プロデューサー]
ほかゲスト調整中

10月7日(日)17:20〜
1,500円

Program F『君の名前で僕を呼んで Call Me by Your Name』
2017年/イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ/132分
監督:ルカ・グァダニーノ
脚本:ジェームズ・アイヴォリー
原作:アンドレ・アシマン『Call Me by Your Name』
出演:ティモシー・シャラメ/アーミー・ハマー/マイケル・スタールバーグ/アミラ・カサール/エステール・ガレルほか

第90回アカデミー賞作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門ノミネート、2017年最注目作!数えきれないほどの映画祭で主演男優賞を受賞しディカプリオ以来の才能とうたわれる新生ティモシー・シャラメと、複雑な感情を表現する繊細な演技力で難役に挑んだアーミー・ハマー。北イタリアの避暑地を舞台にひと夏のエピソードを描き、世代や国を超え観た人すべてに感動を与えてくれます。

INTRODUCTION
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

GUEST
ブルボンヌ[女装パフォーマー/ライター]
滑川友理 / なめっち[LGBT活動家]

10月8日(月•祝)10:30〜
500円

日本映画が好き 2018 平成30年度優秀映画鑑賞推進事業
『けんかえれじい』

1966年/日本/白黒/シネマスコープ/86分
監督:鈴木清順
出演:高橋英樹/浅野順子/川津祐介ほか

INTRODUCTION
昭和初期、岡山から会津若松に移り住んだ暴れ者の硬派学生が、喧嘩に明け暮れながらも成長してゆく様を活写したおおらかな青春映画。若き高橋英樹が主人公を熱演しているが、爽快なアクションや乾いたユーモアの中に、ふと恋愛感情を覚えた主人公を通して豊かな叙情性が表現されている。
監督の鈴木清順は、日活時代に低予算、短い撮影期間による娯楽作品の量産体制、いわゆる「プログラム・ピクチャー」の中で独特のシャープな作風を完成させ、解雇後はフリーの脚本や俳優としても幅広く活躍した。
ラストシーン近くに、やがて二・二六事件で処刑される国家主義者 北一輝が登場し、戦争に突き進む日本の姿を暗示しているが、原作にはなかったこの設定は鈴木監督が発案したものだという。

10月8日(月•祝)12:50〜
500円

日本映画が好き 2018 平成30年度優秀映画鑑賞推進事業
『東京流れ者』

1966年/日本/カラー/シネマスコープ/82分
監督:鈴木清順
出演:渡哲也/松原智恵子/川地民夫ほか

INTRODUCTION
やくざ稼業から足を洗って恋人と結婚する決意をしていた青年が、敵対するヤクザに狙われ各地を転々とするが、ついに堪忍袋の緒が切れる……。
前年にレコード発売された「東京流れ者」の作詞を手がけた川内康範が、原作と脚本を担当した歌謡アクション映画。渡世の義理から離れようと旅に生きる主人公を渡哲也が演じ、粋で武骨な“不死鳥の哲”を魅力的に体現した。
ドラマの流れよりもシーンごとの色使いや様式性に重きを置いた大胆な鈴木清順監督の演出と美学が遺憾なく発揮され、海外での人気も高い代表作の一本となった。

10月8日(月•祝)14:40〜
1,500円

Program G:『菊とギロチン』
2018年/日本/189分
監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助/瀬々敬久 
出演:木竜麻生/東出昌大/寛 一 郎/韓英恵/渋川清彦/山中崇/井浦新/川瀬陽太ほか

INTRODUCTION
大正末期、関東大震災直後の日本。混沌とした情勢の中、急速に不寛容な社会へとむかう時代。山形で発祥し、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」。様々な過去を背負い、強くなりたいと願う女力士たちが、少し頼りないが「社会を変えたい、弱い者も生きられる世の中にしたい」という大きな夢だけは持っているアナキスト集団「ギロチン社」の若者たちと運命的に出会う。時代に翻弄されながらも<自由>を求めて疾走する若者たちの辿り着く先は──?

GUEST
相澤虎之助[映画監督・脚本家]
1974年埼玉県生まれ。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。空族結成以来、『国道20号線』(2007年)、『サウダーヂ』(2011年)、『チェンライの娘』(2012年)、『バンコクナイツ』(2017年)と富田監督作品の共同脚本を務めている。自身監督最新作はライフワークである東南アジア三部作の第2弾、『バビロン2-THE OZAWA-』(2012年)。

10月8日(月•祝)12:50〜
500円

日本映画が好き 2018 平成30年度優秀映画鑑賞推進事業
『東京流れ者』

1966年/日本/カラー/シネマスコープ/82分
監督:鈴木清順
出演:渡哲也/松原智恵子/川地民夫ほか

INTRODUCTION
やくざ稼業から足を洗って恋人と結婚する決意をしていた青年が、敵対するヤクザに狙われ各地を転々とするが、ついに堪忍袋の緒が切れる……。
前年にレコード発売された「東京流れ者」の作詞を手がけた川内康範が、原作と脚本を担当した歌謡アクション映画。渡世の義理から離れようと旅に生きる主人公を渡哲也が演じ、粋で武骨な“不死鳥の哲”を魅力的に体現した。
ドラマの流れよりもシーンごとの色使いや様式性に重きを置いた大胆な鈴木清順監督の演出と美学が遺憾なく発揮され、海外での人気も高い代表作の一本となった。