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2020-08-06 更新

【記事掲載】ORGAN ODYSSEY でプロジェクションマッピングを手掛ける空間演出デザイナー、イシイキヨコさん インタビュー

今回プロジェクションマッピング(PM)をしてくださる笠間在住の空間演出デザイナー、イシイキヨコさん。近年では茨城県立歴史館や、日本博in鹿島神宮での大規模なプロジェクト、そしてポーランドでの世界大会への出品など、ファンタジー溢れる作品で話題を呼んでいます。そんなイシイさんに、PMの世界にたどり着くまでの試行錯誤の日々、これまでで特に印象深かったプロジェクト、制作する際のこだわりについてお伺いしました。
 
イシイキヨコさん


――昨年、水戸市芸術祭の一環で当館ギャラリーの一室にて行われた「宇宙散歩2019~イシイキヨコのせかい」という展示では、子供たちが描いたクジラの絵と石井さんのPMがコラボレーションしていて、夢のある企画でしたね。
 参加型の企画がずっとやりたかったんです。PMというと一方向から与えられるものになりますが、見る人が参加することで完成する、一室まるごとデジタルアートの空間を実現できました。人が動くと絵が変わるとか、手を叩くと花火が出るという演出があると、作品がぐっと身近になりますよね。自分にとって大きな挑戦でしたが、思った以上の反響でありがたかったです。

――石井さんはキャリアの最初からPMの道を歩んでいらっしゃったのでしょうか。
 実は最初は陶芸をやりたくて。もともと常磐大学の国際学部で環境論など勉強していたんです。次第に文化的なものに興味が出てきて。青年海外協力隊にも興味があったので、陶芸の技術を習得したら参加できるかもしれないと思っていたんです。卒業後は笠間で窯業指導所に通いました。ろくろの技術は習得したのですが、だんだん「自分が作りたいもの」と「売れるもの」のギャップが苦しくなって。「こうしたらもっと売れるよ」というアドバイスをいただいても、作りたいものと違うので、自分がなくなっていく錯覚に陥ったんです。また陶芸自体かなり体力を使いますし、生活費を稼ぐためにパチンコ屋で深夜まで働くうちに、自律神経失調症で倒れてしまって。それで陶芸から離れて、携帯電話の販売員を3年ほどやりながら結婚・出産し、クリエイターの道とかけ離れた日常を過ごしていました。


大震災をきっかけに芽生えた想い
――その中で、再びクリエイターの世界を目指すようになったきっかけは…?
東日本大震災がきっかけですね。たくさんのものが失われる中で、「自分も何か生み出したい」「もう一度やってみたい」という気持ちになって。命には限りがあるし、イシイキヨコとしての人生を生きたいなと。デザインの道で、クリエイティブな世界に戻ろうと思ったんです。
それで職業訓練所で、3か月のウェブクリエイター養成コースを受講しました。illustratorとphotoshopのレッスンを1週間ずつ、残りの期間でウェブサイトを作るという無料の講座で。修了後はたまたま受けた会社に拾っていただたんです。ちなみに携帯電話の販売員をしていた時は、売上を3倍にしたり、お客様のリピート率をあげたりと成果を出していたので、社長さんがそういう力に期待して雇ってくださったんです。入社したら私以外に従業員がいなくて、なるほど今にもつぶれそうな状況…(苦笑)。社長は裏の倉庫でラーメンの屋台を始めて、それが意外に繁盛したりしていましたね(笑)。ともかく会社では、ひとりでなんとかデザインをやりながら、現場で鍛えられていきました。その後、別の会社に運営が変わり、そこでも同じ仕事をやっていたのですが、より良い待遇を求めてさらに別のデザイン会社へ転職。そこで横山電工さんとのお付き合いが始まり、デザインの担当者になりました。

――横山電工(goin46)というのは、今石井さんがPMで関わっている会社ですね。
 そうです。社長は思いついたらすぐの勢いのある方で、その超特急の仕上げに対応してきたのが私で、次々と難題がふりかかってきました。でも一つ一つクリアしていく中で、信用度も上がりだんだんPMのお仕事にも関わるようになったんです。ある日社長に「このはしご車を戦車みたいにデザインしてくれや。撮影があるから一週間で仕上げて」と言われて。その時はインフルエンザにかかっていたんですが、咳き込みながらなんとかデザインを仕上げて。実は私、横山電工さんがPMを手掛けていることを最初知らなくて、「なぜはしご車を買っているんだろう。すごい趣味だな~」くらいに思っていました。車体に「忘れられない瞬間をあなたに」という言葉をイタリア語で入れ、ようやく「これを使ってマッピングするんだ!」とわかっていきました(笑)。そのはしご車は、弘道館や茨城県立歴史館での照射で使いましたよ。


はしご車 写真

 それから少しずつ、実際の照射に使う素材作りを手伝ったり、動画もさわり始め、次第に面白くなってきて、「ここで本格的に仕事したい」と思うようになり、猛烈に勉強しました。日中はデザインの会社で働き、夜は動画の勉強をしつつ横山電工で作業…という時間軸がおかしな生活でした。社長が私に当初求めていたのは、全体を取り仕切るディレクション力。「イシイちゃんのセンスがいいのは分かってる。でも今から勉強しても、既にやっている人からしたら遅いし、一人前になる頃にはもっと若手で優秀な人が育っているからとても追いつかないよ。作らなくていいから全体をみるディレクションをやってくれ」と。でもディレクターにも、イメージをクリエーターに伝えるための最低限のスキルって必要なんです。だから勉強はずっと続けてきました。急ぎの案件に応えたりするうち鍛えられて、結局私ディレクションしながらクリエイトする側にもなれました。


誰かを喜ばせたいという想い
――その情熱の原点についてお話いただけますか。
 とにかく私、生み出す仕事がしたかったんですよね。子供の頃から人を驚かすのが好きで。私、丸暗記する勉強は苦手だったんですが、母親が熱心な教育ママで、「あんたは3倍やらないと覚えられない…」と、どんなにいい点数をとっても責められ、プレッシャーを感じながら育ったんです。その中で、唯一褒められたのが絵を描くこと。自分の力で誰かを喜ばせられることに、人一倍喜びを感じました。いま振り返ると、陶芸もデザインもPMも、全てはあくまで手段。でも私の中の軸はずっと一本です。だからこそ今があると思います。やりたいと思ってできる仕事ではないので、とても運が良かったなと思います。

――紆余曲折を経て、人に喜びを与えられるクリエイターの世界に入られたのですね。
 もうやりたすぎて、具合が悪くなるくらいでした(笑)。食べられなくてどんどん痩せていくし、舌が痙攣して味覚が分からなくなったり急性難聴になったり…。デザインで稼いではいましたし、子供も成長する中で自分のことばかりに時間は割けない。でもどうにも制御できない「やりたい」気持ちが湧き上がってきて、このまま我慢していたら死ぬんじゃないか、というくらいのストレスを感じて。どうせ摩耗するなら頑張る方をやろうと決めました。それで横山社長に「やらせてください」と言ったら、「独立するくらいの気持ちで来てくれるなら専属で使うよ」と言ってくださって今につながります。やりたいことだから頑張れるんです。


原点となった茨城町でのプロジェクト
――一石井さんは近年、茨城県立歴史館や鹿嶋神宮でのプロジェクトや、ポーランドでの世界大会への出品など、PMの世界で大変ご活躍ですが、その中で一番印象深かったプロジェクトについて教えていただけますか。
 全ての本番に新しい発見や困難があって、その都度苦しい思いをしながら乗り越えているので、どれか一つというのは選びにくいですが…。でも大事な気持ちを思い出したい時に振り返るのは、今言っていただいたような大きなプロジェクトではなく、去年の10月、茨城町の子ども会で、体育館を会場にひっそりとやった照射です。でも小規模とはいえ200~300人はいたと思います。何が良かったかというと、子どもたちのリアクション。子どもだから遠慮なく歓声があがって、「どうなっているの?」「あそこみて!」という声が素直にあがって。海外だと観客が歓声をあげたり、スタンディングオベーションがあってその盛り上がりぶりにうらやましくなりますが、子どもたちがまさにそういう素直な反応をしてくれて、とても励みになりました。またその時は私の作品作りの転換期で。なかなか構成がうまくいかず悩んでいたのですが、やりながら「自分が表現したいものが変わってきているんだ」と気づきました。自ら具体的な3Dの新しい技術を取り入れながら、やりたいことを全部組みこんでみたんです。お城や妖精、白馬や馬車、インベーダーゲーム、流れる滝、鯉、花が咲いて煙になる演出…。そうして成功したプロジェクトを通じて「人の心を動かすことができた」「子どもの心に何か種を蒔くことができた」という達成感と確かな手ごたえを感じましたね。



――3Dへの転換期が去年の秋というのは、比較的最近ですね。 
今3D技術を一緒にやってくださっている外山敏和さんという名古屋の映像作家の方がいるんですが、その方と具体的にお仕事するようになったのがその頃です。世界大会もその方と組んで挑戦しました。シネマ4Dというハリウット映画なんかでも使われるソフトを使っているのですが、独学でYoutubeなどを通じて学んでいるとどうしても壁があって多々行き詰ります。使い方を学ぶ専門授業って、会場は都内で、しかも一回4万円くらいするんですよ、とても何度も受けられません。そんな伸び悩んでいる中、引き寄せられるように同じシネマ4D使いの外山さんと出会いまして。彼もまた私の仕事、マッピングに興味を持って積極的に関わってきてくださったんです。泊りがけで教わりながら共同制作をしていて、先ほどの茨城町でのプロジェクトも少し手伝っていただいたんです。そのテスト照射を見たとき、外山さんが「これはすごいね」と、技術の元にある私のディレクション力を認めてくださった瞬間があって、とても嬉しかったですね。私は映像技術に関してはまだ足りないかもしれないけど、作りたいイメージやそのための工夫には誰よりも自信があり、この叶えたい気持ちこそが才能だと思っています。それが裏付けされた思いでした。いけると自信になったし、私の勝負所を再認識させてくれました。外山さんは素晴らしい映像技術をお持ちだし、作りたいものを努力と工夫で必ず形にされる方。一緒に仕事してみるとすごい化学反応が起こるんですよ。ひとりではここまで来られませんでした。
 
――石井さんは作品作りの際、ストーリー性を大事にされているそうですが、そのこだわりを持つようになった理由について教えてください。
 もともと横山社長が「ストーリー」という言葉をよく使っていたんです。例えば四季のような時系列を伝えるとか、単純に面白いとかのエンタメ性や共感を誘うようなものが求められていたので、それを自分の中で咀嚼していきました。映像は作る技術がどんなにすばらしくても見るものに伝わらないと意味がありません。技術よりむしろストーリーの部分の方が特に大事なんです。海外のマッピングを見ていると、アート性の高いものが多いですよね。アートは芸術感覚を生かすもの。それも素晴らしいですが、デザインは、見る人の視点をふまえた上で共感を得やすいように設計されるもの。人と何かをつなぐ役割と思います。私はデザイナー出身だから、見る人の立場に立つ点でかなり鍛えてきたし、そこにより多くの心を動かせるような可能性と面白みを感じます。


コンサートの見どころ
――今回PMをつけていただく「スターウォーズ」と「木星」について、どんな制作をしてくださっていますか。
 スターウォーズは、映画自体に物語があるので、皆さんが思う映画のイメージにきちんとおこたえしたいですね。また、会場についてですが、普通映像は平たいスクリーンがあってそこに投影するものなのですが、水戸芸術館のエントランスホールは、柱・柱・柱、そしてパイプオルガン…という感じで、面がないんです。普通だとマッピングはやりづらい会場ですが、私は逆境でも「やったるで!」と燃えるタイプ…(笑)。ですのでその対策として、今回はオルガンの下に、スクリーンめいた平面を作ります。面を作るといっても、柱が透けてみえたりして、元の建物がそこにあるように感じさせる工夫は随所に入れています。あとは映像を音楽と同期させて、音楽が気持ちよく感じられる表現をします。オルガニストさんあってのコンサートですし、音楽をどう気持ちよく体感していただくか。それを意識して作っています。

 
オルガン下の平面イメージ図

――音と同期させるというのは、現場で音をききながら映像が変わるということですか?
そうですね。事前にちゃんと作りこんでおきつつ、現場で手を加えながら展開させます。主にDJのようなスピードコントロールですね。現場で変わる生演奏にこちらが合わせていく。VJ(ビジュアルジョッキー)で、演奏のテンションにあわせて即興で光の効果を入れたり、マッピングに少し手作業を入れて完成させます。マッピング以外のその他の曲に関しては完全なVJで、素材となる映像はありながらも、あとは現場で手作りなんです。だから初日と2日目で映像が違ってくると思います。2日間来る方がいても新鮮にみられると思いますよ。
 「スターウォーズ」は前半の最後に演奏されますが、宇宙船で旅をするような感覚にできればと思っています。オープニングの華やかさや、ルークとダースベイダーのやりとりを感じさせたり、映画のワンシーンを思わす空気づくり、爽快なクライマックス…そんな構成を考えています。あとまずはマッピングに慣れていただこうと思って、表現もわかりやすく入りやすいものを用意しています。
「木星」はコンサートのラストを飾る曲なので、さらに熟成度の高い表現を目指しています。3Dもどんどん入れていますし、スターウォーズとはまた見え方が違う作品を仕上げています。木星の中間部の旋律って、イギリス国民が愛国心をもって聞くような曲ですよね。歌詞付きバージョンでは、祖国愛とか平和への祈りが込められていたり。ラグビーワールドカップのテーマ曲「ワールド・イン・ユニオン」という曲では、「私たちはひとつになる」という歌詞。この曲に一体感や平和を感じたい人が多いんだなと思いました。もともと組曲「惑星」は、ホルストが占星術から着想を得て作った作品で、「水星、翼のある使者」とか「木星、快楽をもたらす者」とか、魅力的なタイトルがつけられています。木星はローマ神話の主神ジュピターになぞらえられ、威風堂々として王者の貫禄を示しているんですね。その風格に配慮しつつも、あとはホルストが委ねたように自由にイメージして制作しています。まずは宇宙を感じたいであろう期待に応えるべく「星のワルツ」と自分がタイトルをつけたシーンから着手。3拍子でワルツを踊っている感じを重視しました。星があることで色付きの影が遊びまわるんです。私の中でもお気に入りのシーンです。冒頭は線画から始まります。線の演出って、建物にきちんとあわせたマッピングが今から始まるよ、という感じが出せるんですよね。あとは音の気持ち良さを感じさせる展開、マッピング特有の立体物を遊ぶような表現も入れて。それから木星が登場します。どんなふうに登場するかは当日のお楽しみ。建物のコンクリートの質感が変わるような見せ方をしています。そのあとは同じメロディの繰り返しになりますが、プラスアルファの要素を入れることで、いい意味で皆さんの予想を裏切りたいと思っています。


「木星」イメージ図

――エントランスホールが神殿のように変わる場面も面白いですよね。
 曲がヨーロッパの音楽なので、柱を活かして洋風の神殿にする場面を作りました。マッピングって、その場にいることを忘れるくらいの瞬間を作るのがドラマチックだと思うんです。鹿島神宮などのプロジェクトもそうですが、暗転するシーンや、浮遊する感覚になるシーンを作ったり。皆さんが知っている景色とまったく違う瞬間を作るようにしています。照射が終わって会場の照明がついたとき「あ、ここは芸術館だったね」と、なんかすごい体験をしたとなる感じ。私はその瞬間、一番会場でにやにやしていると思います。それくらい日常から離れて世界に入り込み、子どもの頃みたいな喜びを感じていただきたいですね。

神殿の場面イメージ図

トンネルの終わりへ向けて
――コロナ禍による自粛期間、イシイさんはどのように過ごされていましたか。あわせて、今回の公演に向けて、お客様へ何かお伝えしたいことはありますか。
 コロナの影響で皆さん苦しい思いをしていますよね。私は鹿島神宮でのプロジェクトを終えたとき、かなりの大仕事だったので2週間ほど寝込んでしまったのですが、でもこれで注目が増え、これからは自分が本当に作りたかったものを提示できるという手ごたえを感じていたんです。そんな矢先、コロナで本番が中止になり…。人が集まるのがイベントの目的なのに、人を集めすぎてはいけないというジレンマですよね。マッピングは生き残っていけるのだろうか、と不安を感じていたのが2~3月。それでも自分が訴えたいことがあると思い、世界大会に挑戦することに。「ノアの方舟」を題材に、希望の夜明けを感じさせる作品を作りました。
今回無事開催できたら、私にとっても待ち望んでいた照射です。新型コロナに関してはいつかワクチンや薬、抗体ができるなどして、収束する日は必ず来る。それまで数年はかかるかもしれませんが、いつか来るトンネルの終わりを期待しながら、皆でこの場を共有し、「こういうのが観たかった」という喜びを体験していただければと思います。
 
 
2020年7月18日(土)
聞き手:高巣真樹(水戸芸術館音楽部門)

 


公演情報
Organ Odyssey~パイプオルガンとプロジェクションマッピングの華麗な共演~

8月21日(金)、22日(土) 両日19:00開演
水戸芸術館エントランスホール

【演奏】石丸由佳(パイプオルガン)
【プロジェクションマッピング】イシイキヨコ(空間演出デザイナー)
【全席指定】1階4,000円 2階2,500円 小中学生1,000円 
*予定枚数に達したため、販売を終了いたしました。
 キャンセル券が生じた場合、その都度 WEB・電話・窓口にて販売いたします。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、距離を空けた座席配置となります。


【曲目】
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846   
J.S.バッハ:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV639  
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565     
J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV578
O.リンドベリ:ダーラナ地方の夏の牧舎の古い讃美歌   
★J.ウィリアムズ(山口綾規 編曲):「スターウォーズ」より メインテーマ 
---休憩---
J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第1番 ハ長調 BWV870  
宮川泰/彬良:白色彗星/さらば宇宙戦艦ヤマト   
J.アラン:幻想曲 第1番   
★ホルスト(P.サイクス 編曲): 組曲〈惑星〉より木星   
(★印:プロジェクションマッピングとの共演曲/それ以外:映像演出付き)

詳しい公演情報はこちらをご覧ください。