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2023-02-02 更新

「クリスマス・プレゼント・コンサート2022」お客様からのご感想

クリスマス・プレゼント・コンサート2022
2022年12月24日(土)17:00開演



毎年恒例、池辺晋一郎さんの企画・おはなしでお届けしている「クリスマス・プレゼント・コンサート」。2022年は12月24日、まさにクリスマス・イヴ当日の開催となりました。
 
今回の幕開けは、NHK水戸児童合唱団(指揮:原田昌江さん、ピアノ:田中直子さん)の皆さんによる元気いっぱいのクリスマスソング、そしてウクライナ発祥の曲などをお届けしました。マスクを着け、間隔を空けての演奏でしたが、このコンサートで久々の合唱ステージ。子どもたちの清らかな歌声がホールいっぱいに響き渡りました。最後の〈故郷〉はウクライナ語と日本語での歌唱。遠い地の人々に想いを寄せ、平和を願うひとときとなりました。




第2ステージには人気のチェリスト新倉瞳さんとピアニスト三浦友理枝さんが登場。コンサートでは初共演という2人ですが、息の合った溌剌とした演奏が繰り広げられました。新倉さんは、ライフワークとしている東欧系ユダヤの人々の伝承音楽・クレズマーの中から、〈ニグン〉を無伴奏で披露。日本に住む私たちにもどこか懐かしさを感じさせる、歌も交えた演奏は会場の皆さんを魅了していました。






出演者やご協力企業からの賞品が当たるクリスマス・プレゼント・コーナーの最後には、2022年に旭日中綬章を綬章された池辺晋一郎さんに花束贈呈のサプライズ。会場からは祝福の拍手が贈られました。




第3ステージは茨城県桜川市出身のメゾ・ソプラノ小林由佳さんと、テノールの大槻孝志さんの声楽ステージ。オペラの制作現場で歌手たちを支える木下志寿子さんのピアノにのって、祈りに満ちた作品たちが披露されました。温かい美声の小林さんと、中音域から高音まで迫力ある声の大槻さん、2人の絶妙なコンビネーションは歌だけでなくおはなしの端々からも感じられ、心温まるステージとなりました。






最後は管楽アンサンブル「東京六人組」のステージ。フルートのメンバー、上野由恵さんは新型コロナウイルスの検査結果が陽性だったため出演を見合わせ、急遽竹山愛さん(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席フルート奏者)が出演してくださいました。腕利きの奏者6人によるアンサンブルで、クリスマスにふさわしい〈くるみ割り人形〉などの名曲が演奏され、聖夜のコンサートを締めくくりました。アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第5番でした。




写真: 田澤純


>公演詳細ページはこちら


〈お客様からのご感想〉
◆コロナ禍ですっかりコンサートに足を運ぶ機会が減ってしまいましたが、久々に生の音楽を聴けて良かったです。NHK水戸児童合唱団の美しい歌声に心が洗われました。また、新倉さんのクレズマーにも感動しました。これからもご研究の成果を広めていただけたらと思いました。美しくも悲しい、そして異国の音楽でありながらもどこか懐かしい。音楽の原点であると感じました。(50代・女性)
 
◆合唱や歌、楽器の演奏などいろいろなジャンルがあっておもしろかった。最後の東京六人組はそれぞれの楽器の音を鳴らす方法が違うのに演奏が合っていて、すてきでびっくりしました。(10代以下・女性)
 
◆丁寧な内容、心が豊かになる公演でした。クリスマス・イヴにふさわしく、世界の平和を願いました。(80歳以上・男性)
 
◆小林由佳さんのメゾ・ソプラノ、大槻孝志さんのテノールは大人の雰囲気で大変良かった。東京六人組は私の好きなラヴェルの曲を演奏してくれて嬉しかった。フワフワした曲の感じがよく表現されていた。〈くるみ割り人形〉は音質の異なる楽器でハーモニーを響かせていて素晴らしかった。(60代・男性)
 
◆今回初めてコンサートホールATMに入館、音響の素晴らしさに感動! 演奏者も素晴らしい! チェロの演奏で〈白鳥〉を聴いた時、思わず涙。感動した。高齢になり、感動することが少なくなった今、このコンサートは格別でした。来年も是非参加したい。(80歳以上・男性)
 
◆コロナ禍でどこにも出かけられず、このコンサートを何よりも楽しみにしていました。いこいのひととき、ありがとうございました。池辺先生、旭日中綬章受章おめでとうございます。これからもご活躍をお祈りしております。(70代・女性)

ほか、たくさんのご感想をありがとうございました。
頂きましたご感想につきましては、今後の参考とさせていただきます。


水戸芸術館音楽部門