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2024-05-09 更新
「やのとあがつま Japan Tour 2024」のお客様からのご感想
やのとあがつま Japan Tour 2024
2024年4月21日(日)17:00開演
2024年で初共演から10年、ユニット結成から5年という節目を迎えた、矢野顕子さんと上妻宏光さんのユニット「やのとあがつま」。4月21日、水戸芸術館でのライブが、今年のツアーの初日でした。おかげさまでチケットは完売。茨城県内外から沢山のお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。矢野さんは1999年の「出前コンサート」以来25年ぶりの登場となりましたが、25年前にも同じコンサートホールで矢野さんの歌声を聴いたというお客様もいらっしゃり、感無量でした。
今回のライブは矢野さんと上妻さんの即興演奏から静かに始まり、「やのとあがつま」ファンにはおなじみの〈こきりこ節〉〈おてもやん〉が続き、北は青森から南は奄美まで、全国各地の民謡が、このユニット独自のアレンジで披露されました。なかにはアルバム『Asteroid and Butterfly』未収録の民謡もあり、このツアーで初披露となったピンキーとキラーズの〈恋の季節〉のカバーは、少し聴いた程度では原曲が分からないのでは?と思うほど、個性的なサウンドに仕上がっていました。
【当日のセットリスト】
- 富山県民謡:こきりこ節
- 熊本県民謡:おてもやん
- 青森県民謡:弥三郎節
- 青森県民謡:津軽じょんがら節
- 滋賀県民謡:淡海節
- 矢野顕子:Rose Garden
- 宮沢和史:中央線 (矢野顕子ソロ)
- 青森県民謡:津軽じょんから節 旧節~新節 (上妻宏光ソロ)
- 山形県民謡:紅花摘み歌
- いずみたく:恋の季節
- 熊本県民謡:田原坂
- 奄美民謡:稲すり節
- 矢野顕子:いけるかも
- 宮城県民謡:斎太郎節
【アンコール】
鹿児島県民謡:小原節
矢野顕子:ふなまち唄 PART III
矢野顕子(ピアノ、キーボード、ボーカル)
上妻宏光(三味線、ボーカル)
深澤秀行(シンセサイザー)
アンコールの〈ふなまち唄 PART III〉の最後には、ステージと客席とで「らっせーら」のねぶた囃子の掛け合いで盛り上がり、スタンディング・オベーションのなかでの終演となりました。
Photo: Jun Tazawa
【お客様からのご感想】
◆たしか2年前、高崎芸術劇場の矢野さんのコンサートに行って、今度はいつ聴けるかと思っていましたが、水戸まで来てしまいました。水戸芸術館、初めて来ました。ホールに入って、ワーっと心躍りました。明るい木目の色調となだらかな座席の配置、ステージも近くて、とてもやさしい空間。ここで矢野顕子が聴けるとは、なんと幸福なことでしょう。その上、上妻さんの津軽三味線。遠くから来てよかった。よかったです。(50代・女性)
◆開演前のBGMがYMOだったのが泣けた。魂が揺れました。(50代・男性)
◆最高でした。オープニングの矢野さんのキラキラした柔らかい音に絡んでいく上妻さんの三味線のしなやかな音にやられました。背景の照明が音楽にぴったり合って、色のグラデーションが抽象画を見ているかのよう……。何だコレは?! 忘れません!(50代・女性)
◆おばあちゃんと昔、テレビで民謡番組を見て、一緒に歌ったことを思い出しました。1970年代の思い出です! 矢野さん、上妻さん、是非また水戸に来てください。(50代・女性)
◆矢野さん、上妻さん、歌声が素晴らしかった。民謡は日本のブルースなんですね。歌詞の意味をもっと知りたくなります。(60代・女性)
◆とっても楽しかったです。民謡の概念が変わりました。また聴きたいです。お三人さま、とてもすてきで、感動しました。(40代・女性)
ほか、たくさんのご感想をありがとうございました。
いただきましたご意見、ご感想は、今後の参考とさせていただきます。
水戸芸術館音楽部門