視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「session!」特別編「展覧会を見たあとで」
2020年10月4日(日) 14:00~16:00 ※雨天決行
「よるのsession!」の様子(2019年) 撮影:矢野津々美
2010年より当館では、全盲の白鳥建二さんをナビゲーターに、見える人と見えない人が一緒に展覧会を鑑賞するツアーを行ってきました。
今までの「セッション!」では展示室内で会話をしながら鑑賞していましたが、今回は特別編として、アフタートークを屋外でゆったり行います。
「道草展」をご覧になってから、このプログラムにご参加ください。
気に入った作品のことや、疑問に感じたこと、作家や展覧会に想うことなど、皆さんの感覚と記憶を頼りに、何をどんな風に味わったのかを気軽におしゃべりしてみませんか?
撮影:市川勝弘
白鳥建二
全盲の美術鑑賞者
プロフィール
生まれつき強度の弱視で、9歳の頃からほぼ全盲。26才のころに絵画や美術の鑑賞に関心を持ちはじめ、単独で美術館へ行くようになり、様々な人と会話をしながら作品鑑賞をする独自の活動を始める。その後、視覚に障害のある人とない人が一緒に鑑賞するワークショップなどに関わるようになり、現在で20年ほど。「見えること」、「感じること」、「伝え合うこと」など、鑑賞や日常に直結するような、基本的な問いを発信している。現在までに当館をはじめとし、様々な美術館でワークショップを行ってきた。
閉じる