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【重要なお知らせ】

現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY

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水戸市民会館開館記念事業アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ

2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝) 10:00~18:00(入場は17:30まで)*水戸市民会館8:30~22:00/京成百貨店10:30~19:00

水戸芸術館の隣に開館する市民会館の門出を祝い、「地域」と「あそぶ」をテーマに当館から周辺地域へつながる展覧会を「アートセンターをひらく」第2弾として開催します。
本展では、当館現代美術センターの「アートセンター」としての特徴をふまえ、ギャラリーを「展示と鑑賞」に加え「アートが生まれる場」と捉えます。アートセンターの「創造」の役割を前面に押し出し、アーティストはもちろん地域の人びとの創造性が引き出されるような場を目指します。
主会場となる当館現代美術ギャラリーでは、子どもからシニアまで幅広い層の人びとが創作と交流を楽しめる場を設け、また「地域」と「あそぶ」をキーワードにコレクション作品を展示、そして地域の団体や市民と協働してきたプロジェクトを紹介し、街中展開の拠点となります。さらには、アーティストたちが仕掛けたプロジェクトに、思わずはまってしまうことも?!
プロジェクトによって様子が変わり、新しい何かが生まれていくアートセンターへ、ぜひ遊びにきてください。

一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)+山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)+茨城大学・筑波大学学生有志/監修:貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ) /アドバイザー:平井政俊(平井政俊建築設計事務所)

プロフィール

筑波大学貝島研究室とアトリエ・ワンは、水戸芸術館で2004年に開催した「カフェ・イン・水戸2004」展において、水戸の中心市街地の現状について調査し、その結果を小冊子『dead or alive 水戸空間診断』にまとめた。それから18年を経た2022年より、貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ)、一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)、山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)、平井政俊(平井政俊建築設計事務所)および茨城大学工学部都市システム工学科・同大学院理工学研究科都市システム工学専攻の建築デザインプログラム、筑波大学大学院人間総合科学学術院デザイン学学位プログラムの学生有志らで追調査を実施。水戸の街の過去を振り返り、現状を分析し、未来を創造する糧となることを目指している。

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KITA

プロフィール

日本とインドネシアを拠点とするメンバーによって、2022年に結成された拡張するアート・コレクティブ。インドネシア語で「わたしたち」を意味する言葉=Kita を手がかりに、人びとを招き入れていく彼らの活動は「だれがKITA か」を曖昧にし、芸術の主体について問いなおす。言語や文化、ジャンルの境界線を越えて交わされるコミュニケーションから、祝祭的なプロジェクトや作品だけでなく生活空間で用いる実用品も生み出している。2023年5月現在のコアメンバーは、アディティヤ・プトラ・ヌルファイジ、アナスタシア・ユアニタ、北澤潤、シティ・サラ・ライハナ、 津田翔平、能作淳平、ミヤタユキ、ムニフ・ラフィ・ズディ(五十音順)。

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曽谷朝絵

プロフィール

美術家。絵画とインスタレーションの両面で制作を続けている。2006年東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科油画専攻にて博士号(美術)取得。2001年「昭和シェル石油現代美術賞」グランプリ、2002年「VOCA 展2002」VOCA 賞(グランプリ)、2013年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」、「神奈川文化賞未来賞」他、受賞多数。2013年に水戸芸術館にて個展「曽谷朝絵展 宙色(そらいろ)」を、2022年にスパイラルガーデンにて個展「曽谷朝絵展 とことこふわり」を開催するなど全国で発表多数。東京、ニューヨーク、バーゼル、西安などで展覧会やパブリックアートを制作。2014年文化庁在外研修員としてニューヨークに、2018年TOKAS 二国間交流事業派遣クリエイターとしてバーゼルに滞在。作品集「曽谷朝絵 宙色(そらいろ)」を青幻舎より刊行。http://www.morning-picture.com/

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日比野克彦

プロフィール

1958年岐阜市生まれ。1984年東京藝術大学大学院美術研究科修了。段ボールを素材に制作した立体作品で注目を集め、1982年日本グラフィック展大賞受賞。以降、1995年ヴェネチア・ビエンナーレなど多数の展覧会に出品。近年は地域の特性や関係性、人びとの個性を生かしたアートプロジェクトを数多く行う。2015年からは障害の有無、世代、性、国籍などの違いを超えた人びとの出会いによる相互作用を表現として生み出すアートプロジェクト「TURN」を監修。2017年から「アート×福祉」をテーマにした人材育成プロジェクト「Diversity on the Arts Projects」を監修。2015年芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。現在、東京藝術大学学長、岐阜県美術館館長、熊本市現代美術館館長。

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remo [NPO法人 記録と表現とメディアのための組織]

プロフィール

メディアを通じて「知る」「表現する」「話し合う」といった3つの視点で活動する非営利組織。2002年に大阪で設立。メディア・アートなどの表現活動を促すほか、「文房具としての映像」という考え方の普及、映像を囲む新しい場づくりなどを行っている。例えば、(1)6 つのルールに則って撮影された映像を鑑賞しながら話し合う映像の句会「remoscope」、(2)はじめて出会った人たちが脚本から鑑賞までの映画づくりを3時間で行う「ご近所映画クラブ」、(3)みずからの声をみずから伝えるメディアづくりを学ぶ「Alternative Media Gathering」、(4)私的な記録の価値に注目したアーカイブ「AHA!(人類の営みのためのアーカイブ)」などの活動がある。

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開催情報

会場

主会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
連携会場:水戸市民会館、京成百貨店 ほか

開催日

2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)

開催時間

10:00~18:00(入場は17:30まで)*水戸市民会館8:30~22:00/京成百貨店10:30~19:00

休館日

水戸芸術館 月曜日(※ただし9月18日、10月9日開館)、9月19日(火)
京成百貨店 8月23日(水)、9月13日(水)、10 月4 日(水)

出品作家

一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)+山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)+茨城大学・筑波大学学生有志/監修:貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ)/アドバイザー:平井政俊(平井政俊建築設計事務所)、KITA、曽谷朝絵、日比野克彦、remo [NPO 法人 記録と表現とメディアのための組織]
コレクションより:川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー、蔡國強、曽根裕、ヂョン・ヨンドゥ、椿昇+室井尚

入場料

パス一般900円、団体(20名以上)700円
大学生以下/70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料 *証明書が必要です。大学生の入場無料は本展限定!
●1年間有効フリーパス「年間パス」2,000円
●シニアのための特別割引デー「First Friday」:65~69歳の方は毎月第1金曜日100円
*証明書が必要です
*連携会場への入場は無料です

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111

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