日比野克彦
プロフィール
1958年岐阜市生まれ。1984年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻修了。大学院在学中にダンボールを素材に制作した作品で注目を集め、1982年日本グラフィック展大賞受賞。以降、1995年ヴェネツィア・ビエンナーレなど国内外で多数の展覧会に出品するほか、舞台美術や芸術祭のプロデュースなど、多岐にわたる分野で活動。近年は、地域の参加者と地域の特性や関係性、人びとの個性を生かしたアートプロジェクトを数多く行う。2015年からは障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を表現として生み出すアートプロジェクト「TURN」を監修。2017年から「アート×福祉」をテーマに「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクト「Diversity on the Arts Projects(通称:DOOR)」を監修。第66回芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。現在、東京藝術大学長、岐阜県美術館館長、熊本市現代美術館館長、日本サッカー協会参与。
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