コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
- 音楽
ちょっとお昼にクラシック
宮本益光(バリトン)"歌"のときめき "言葉"の煌めき
2018年6月17日[日]
スッと伸びて気品あふれる声、凛とした舞台姿・・・。歌い始めた途端、聴く者を瞬く間に歌の世界へと惹き込む魅力を持つバリトン歌手・宮本益光さんが水戸に初登場!オペラ・アリアから日本の歌まで、幅広いレパートリーを凝縮した至福の1時間をお届けします。
歌曲・合唱曲の作詞、オペラの訳詞、舞台の演出、本の執筆なども手がけ、「歌」、そして「言葉」というものに徹底的に向き合う宮本さん。今回は自身が作詞をし、日本の歌の次世代を担う作曲家・信長貴富とタッグを組んで完成させた歌たちも披露されます。私たちの心に直接入り込む日本語の「歌」と「言葉」に、きっと魅了されるはずです。
オペラ・アリアも、彼が最も得意とする作品が並んだ贅沢なプログラム。宮本さんからの信頼も厚い髙田恵子さんの、「歌」に寄り添うピアノに乗って、オペラのワンシーンが目に浮かぶような華やかな歌声を響かせてくれることでしょう。
【出演】
宮本益光(バリトン)
髙田恵子(ピアノ)
【曲目】
成田為三(林古渓作詞):浜辺の歌
瀧廉太郎(土井晩翠作詞):荒城の月
山田耕筰(北原白秋作詞):あわて床屋
中田喜直(三好達治作詞):木兎
信長貴富(宮本益光作詞):空の端っこ、うたうたう、貴種流離譚
モーツァルト:
〈フィガロの結婚〉より“もう飛ぶまいぞ、この蝶々”
〈ドン・ジョヴァンニ〉より“窓辺のセレナーデ”
〈魔笛〉より“オイラは鳥刺しパパゲーノ”(日本語訳詞)
ビゼー:〈カルメン〉より“闘牛士の歌”
武満徹:小さな空
★宮本益光さんにインタビューにお応えいただきました
≫宮本益光さんインタビュー① “歌”に生き、“役”に生き、“言葉”を紡ぐ歌手の素顔
≫宮本益光さんインタビュー② “オペラ”の懐の深さと特異性
≫宮本益光さんインタビュー③ 心に詩を持つこと~歌を子どもたちと分かち合う喜び
公演概要
会場
コンサートホールATM
開催日
2018年6月17日[日]
協力
株式会社 サザコーヒー
チケット情報
料金
【全席指定】1,500円(1ドリンク付き)
13:00開場 13:30開演(終演予定14:30頃)
チケットの取り扱い
水戸芸術館・エントランスホール内チケットカウンター・水戸芸術館チケット予約センター TEL. 029-231-8000・ウェブ予約 https://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html (要登録)e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)
昼クラ特典 ドリンク・サービスのご案内
コーヒーラウンジでソフトドリンクを無料で1杯サービスします。
公演当日(6/17)の営業時間内(10:00~18:00)でご利用いただけます。
※サービスのご利用に際しては、本公演のチケットをご提示ください。
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人 水戸市芸術振興財団
プロフィール
宮本益光 Masumitsu Miyamoto
バリトン Baritone
東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。学術(音楽)博士号取得。2003年〈欲望という名の電車〉スタンリーで一躍注目を集め、翌年、二期会〈ドン・ジョヴァンニ〉(宮本亜門演出)タイトルロールで、鮮烈な印象を与えて話題となる。二期会〈コジ・ファン・トゥッテ〉グリエルモ、〈チャールダーシュの女王〉フェリ、〈こうもり〉ファルケ、新国立劇場〈鹿鳴館〉清原栄之輔、〈夜叉ヶ池〉学円、日生劇場開場50 周年記念〈メデア〉イヤソン、〈リア〉オルバニー公、神奈川県民ホール開場40周年記念〈金閣寺〉溝口、あいちトリエンナーレ及び、iichikoグランシアタ・神奈川県民ホール〈魔笛〉パパゲーノ等話題の公演で活躍。古典作品から現代作品、邦人作品までそのレパートリーは幅広く、コンサートでも読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演を重ねている。また演奏のみならず、作詞、訳詞、執筆、企画、演出等でも多彩な才能を発揮、創造性あふれるステージで聴衆を魅了している。CD「おやすみ」「あしたのうた」「碧のイタリア歌曲」「うたうたう 信長貴富歌曲集」、著作に「宮本益光とオペラへ行こう」、詩集「もしも歌がなかったら」「樹形図」等がある。二期会会員。
髙田恵子 Keiko Takata
ピアノ Piano
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大学研究科を修了。これまでにピアノを、浅間佳世子、野平龍一、椙守光恵、金澤希伊子、船津聡子、J.ルヴィエ、Y.インジックに、ピアノ及び歌曲伴奏法を星野明子に、室内楽を藤井一興に師事。
2009年 第14回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞。2010年 第8回チェコ音楽コンクール第2位。ピアノソロ、声楽や器楽との共演で各地の演奏会に出演する他、オーケストラの鍵盤奏者として等、演奏活動を続けている。桐朋学園大学声楽部会の嘱託演奏員を務めた後、現在は二期会オペラ研修所、日本声楽家協会ピアニスト。