ちょっとお昼にクラシック
小栗まち絵(ヴァイオリン)と仲間たち
2019年2月21日[木] 13:00開場 13:30開演(終演予定14:30頃)
気軽にランチタイムにお楽しみいただく「ちょっとお昼にクラシック」。今回は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノそれぞれの楽器の魅力が味わえるソロの名曲の数々と、それらの楽器が一堂に会して豊かなハーモニーを奏でるアンサンブル曲をお贈りします。
出演は、水戸室内管弦楽団のコンサートミストレスも務め、室内楽やソロをはじめとする演奏、後進の指導など国内外で多彩な活躍を続ける小栗まち絵(ヴァイオリン)を中心とした演奏家たち。多数の国際コンクールで賞に輝き、共にオーケストラの首席奏者や室内楽団のメンバーとして八面六臂の活躍をしている馬渕昌子(ヴィオラ)と丸山泰雄(チェロ)、高い音楽性を持ち、室内楽で共演者の厚い信頼を得ている白石光隆(ピアノ)が登場します。今回のコンサートは、シトコヴェツキーが編曲したバッハの〈ゴルトベルク変奏曲〉(弦楽三重奏版)で幕を開け、1949年湯川秀樹氏がノーベル賞を受賞した際の晩餐会で演奏された優雅な貴志康一〈竹取物語〉、ピアノの技巧が光るショパン〈華麗なる円舞曲〉など多種多様なソロ曲が続きます。そして、最後は出演者全員によるエネルギッシュなブラームスのピアノ四重奏曲で締めくられるという、バラエティ豊かなプログラムをお届けします。
この公演は、同時期に開催される水戸市内の中学校の1年生が参加する「中学生のための音楽鑑賞会」と同じプログラム、出演者でお届けするものです。豪華出演者の演奏と楽しいトーク、室内楽の魅力をぎゅっと凝縮したプログラムでお贈りする<ちょっとお昼にクラシック>に、どうぞお気軽に足をお運びください。
【出演】
小栗まち絵(ヴァイオリン)
馬渕昌子(ヴィオラ)
丸山泰雄(チェロ)
白石光隆(ピアノ)
【曲目】
J.S.バッハ(シトコヴェツキー編曲):ゴルトベルク変奏曲 ト長調 BWV988 (弦楽三重奏版)より
サン=サーンス:組曲〈動物の謝肉祭〉より“白鳥”
ポッパー:妖精の踊り 作品39
ショパン:ワルツ 第2番 変イ長調 “華麗なる円舞曲” 作品34の1
チャイコフスキー:〈懐かしい土地の思い出〉より “メロディ”(ヴィオラ版)
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第1番 作品25の1 より 第4楽章
貴志康一:竹取物語
クライスラー:中国の太鼓
ブラームス:ピアノ四重奏 第1番 ト短調 作品25 より 第4楽章“ジプシー風ロンド”
【アンコール】
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478 より 第3楽章