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アンサンブル・アンテルコンタンポラン演奏会

2021年8月27日(金) 18:15開場 19:00開演

世界の頂点に君臨するアンサンブルのスリリングな冒険
 
1969年当時のフランス大統領ジョルジュ・ポンピドゥーが、パリの中心部に現代芸術の一大拠点を設立しようと構想し、1977年に完成したポンピドゥー・センター。同センターに属する現代音楽関連施設の創設を、ポンピドゥーは作曲家のピエール・ブーレーズに要請。そして、組織されたのがIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)である。IRCAMは音楽と音響の分野で、芸術創造の拠点である一方で研究機関としての側面を持つが、ここで生み出される作品を演奏するために、また、これらの新作の歴史的な繋がりを知る上で必要な20世紀の古典作品を演奏するために、ブーレーズは、精鋭たちを集めた演奏グループが必要であると考えた。そして、1976年に結成されたのが、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(EIC)なのだ。
 今回の水戸公演は、20世紀前半の古典的名作から、今世紀の作品まで、彼らの1,000を遥かに超える膨大なレパートリーの中から選りすぐりの作品が集められている。EICの生みの親であるブーレーズ(1925-2016)が逝去した20日後に開催された追悼コンサートでも演奏した、EICにとって真に大切なレパートリーである〈デリーヴ 第1番〉。パリ生まれでアメリカに帰化したヴァレーズ(1883-1965)のエキゾチックな情趣をもつ20世紀の古典〈オクタンドル〉。フランス近現代音楽の薫陶を受けた三善晃(1933-2013)の代表的な室内楽作品〈ノクチュルヌ〉。現代イタリアで最も重要な作曲家であるドナトーニ(1927-2000)が、光の強さを測定する単位名をタイトルとした〈ルーメン〉。母国アメリカで絶大な支持を集めるカーター(1908-2012)の2004年作品〈モザイク〉。フィンランド出身の作曲家リンドベルイ(1958-)が、ストラヴィンスキーのバレエ音楽〈結婚〉を分析して作曲した〈コヨーテ・ブルース〉。バークリー音楽大学でジャズを、その後IRCAMで作曲とコンピュータ音楽を学んだフランス人作曲家マレシュ(1966-)のEIC委嘱作品〈アントルラ〉。作曲と指揮の両輪で第二次大戦後のイタリア音楽の発展に寄与したマデルナ(1920-1973)が、シェーンベルクの十二音音楽の影響下で作曲した〈セレナータ 第2番〉。
 難解であると思われがちな現代音楽であるが、アンサンブル・アンテルコンタンポランという、まさに世界の頂点に君臨する最高峰のグループの演奏を、ぜひ体験してみていただきたい。私たちが生きる「今」という時代を駆け抜ける、スリリングな冒険が、そこには待っている!


【出演】
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
Ensemble intercontemporain

エマニュエル・オフェール(フルート)
Emmanuelle Orhèle, Flute

ソフィー・シェリエ(フルート)
Sophie Cherrier, Flute

フィリップ・グラウフォーゲル(オーボエ)
Philippe Grauvogel, Oboe

マーティン・アダメク(クラリネット)
Martin Adámek, Clarinet

ジェローム・コント(クラリネット)
Jérôme Comte, Clarinet

ポール・リヴォー(ファゴット)
Paul Riveaux, Basson

ジェンス・マクマナマ(ホルン)
Jens McManama, Horn

ルーカス・リパリ=マイェール(トランペット)
Lucas Lipari-Mayer, Trumpet

ジュール・ボワティン(トロンボーン)
Jules Boittin, Trombone

ジル・デュロ(パーカッション)
Gilles Durot, Percussion

サミュエル・ファブル(パーカッション)
Samuel Favre, Percussion

セバスティアン・ヴィシャール(ピアノ、チェレスタ)
Sébastien Vichard, Piano/Celesta

ヴァレリア・カフェルニコフ(ハープ)
Valeria Kafelnikov, Harp

ジャンヌ=マリー・コンケール(ヴァイオリン)
Jeanne-Marie Conquer, Violin

ディエゴ・トージ(ヴァイオリン)
Diégo Tosi, Violin

ジョン・スタルフ(ヴィオラ)
John Stulz, Viola

エリック=マリア・クテュリエ(チェロ)
Ėric-Maria Couturier, Violoncello

ニコラ・クロッセ(コントラバス)
Nicolas Crosse, Double-bass

(※本公演は指揮者無しによる演奏となります。)


【曲目】
エドガー・ヴァレーズ:〈オクタンドル(8つの花弁をもつ花)〉8つの楽器のための(1923)
Edgard VARÈSE, Octandre for Eight Instruments (1923)

ピエール・ブーレーズ:〈デリーヴ 第1番〉6つの楽器のための(1984)
Pierre BOULEZ, Dérive 1 for Six Instruments (1984)

三善 晃:〈ノクチュルヌ〉5人の奏者のための(1973)
Akira MIYOSHI, Nocturne for Five Players (1973)

フランコ・ドナトーニ:〈ルーメン〉6つの楽器のための(1975)
Franco DONATONI, Lumen for Six Instruments (1975)

エリオット・カーター:〈モザイク〉室内アンサンブルのための(2004)
Elliott CARTER, Mosaic for Chamber Ensemble (2004)

マグヌス・リンドべルイ:〈コヨーテ・ブルース〉室内オーケストラのための(1993)
Magnus LINDBERG, Coyote Blues for Chamber Orchestra (1993)

ヤン・マレシュ:〈アントルラ(網目模様)〉6つの楽器のための(1998)
Yan MARESZ, Entrelacs for Six Instruments (1998)

ブルーノ・マデルナ:〈セレナータ 第2番〉11の楽器のための(1954)
Bruno MADERNA, Serenata No.2 for Eleven Instruments (1954)

アンサンブル・アンテルコンタンポラン

Ensemble Intercontemporain

プロフィール

 ピエール・ブーレーズが1976年にフランスで設立した、現代音楽を専門とする演奏団体。現代音楽を楽譜に忠実に、生気に富んだ演奏で聴かせる団体という評価を確立し、その後世界各地に誕生することとなる現代音楽アンサンブルの模範的存在となった。
 ブーレーズは、現代音楽のすぐれた演奏を実現するためには、メンバーに固定給を与え、安定した労働環境を確保することが必要だと考えていた。加えて50年代以降、室内楽とオーケストラの中間に位置する編成のアンサンブルを要する作品が増えてきた。こうして、当時のフランスの文化副大臣ミシェル・ギーと、ロンドン・シンフォニエッタの共同設立者ニコラス・スノーマンの協力を得て、31名のメンバーからなるアンサンブル・アンテルコンタンポランが設立された。
 アルノルト・シェーンベルクの作品から同時代の新作に至るまでの幅広いレパートリーを扱うという方針は、総裁(97年以降名誉総裁)のブーレーズが任命したペーテル・エトヴェシュ(第2代、79~91)、マティアス・ピンチャー(第6代、2013~)ら歴代の音楽監督によって継承されてきた。メンバーには、創設時から約20年間在籍したのち世界的ピアニストとなったピエール゠ロラン・エマール、同じく傑出したチェリストとなったジャン゠ギアン・ケラスもいる。ブーレーズの〈レポン〉(1981~84)を嚆矢とするIRCAMとの連携、95年にシテ・ド・ラ・ミュジックに拠点をおいてから進展したパリ国立高等音楽院、そして近年ではフィルハーモニー・ド・パリとの協力を通して、研究、教育の面からも現代音楽の振興に貢献している。
 ブーレーズの諸作品、とりわけ初演を行った〈レポン〉〈シュル・アンシーズ〉(96~98)の演奏を通して、尖鋭なアタック、高度な読譜能力が可能とする精確で明快なアーティキュレーション、艶やかで潤いのある響きといった特質をそなえた演奏様式を周知させ、現代音楽の魅力を伝えた功績は大きい。
(作成:平野貴俊)

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公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2021年8月27日(金) 18:15開場 19:00開演

新型コロナウイルス感染拡大防止に関するお客様へのお願い

・新型コロナウイルスへの感染状況により、内容の変更や公演の中止・延期を余儀なくされる場合もございます。最新情報は当館ウェブサイトやSNSにてご確認ください。
・入館時の検温にご協力をお願いいたします。37.5度以上の熱があった場合はご入場をお控えください。
・館内ではマスクのご着用をお願いいたします。
・まわりの方とは距離をおとりください。
・体調がすぐれないお客様はご来場をお控えください。
・手洗いと手指の消毒にご協力をお願いいたします。
・クロークのご利用は当面の間、中止させていただきます。
・出演者とのご面会はご遠慮いただきます。また、出演者への花束やプレゼントはスタッフがお預かりいたします。

チケット情報

料金

【全席指定】一般 4,000円 「1964音風景」割引券:3,000円 U-25(25歳以下):1,500円
※「1964音風景」割引券、U-25チケットの取り扱いは水戸芸術館のみ

チケット発売日

一般発売

2021年6月26日 9:30〜
※会員先行予約がありますので、一般発売日の時点で当館取り扱い分が終了している場合があります。

先行予約 運営維持会員

2021年6月22日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

先行予約 水戸芸術館メンバーズ

2021年6月23日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

チケットの取扱い

窓口
水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター(営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
お電話
水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000 (営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
窓口
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 TEL: 029-244-6661(店頭販売のみ)
お電話
かわまた楽器店 029-226-0351
WEB
e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)

*当館では新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を行っており、通常の定員より少ない席数で開催する予定です。ただし今後の感染状況により、座席が追加される場合や席の移動をお願いする場合もあります。あらかじめご了承の上、お求めください。
*未就学児はご入場いただけません。
*車椅子のお客様、盲導犬、介助犬同伴のお客様は、お座席へのスムーズなご案内のため、予約時にお知らせください。
*公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はお受けできません。
*公演の内容や出演者は、変更になる場合があります。

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111

U-25について(枚数限定)

・25歳以下の方が対象のお得なチケットです(未就学児不可)。
・ご購入いただきましたご本人様のみご利用いただけます。
・当日ご入場の際には、年齢を証明するものが必要となります。
・取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

「1964音風景」割引券について

「1964音風景」公演(7月11日)をご購入の方は、本公演の一般チケットを3,000円(定価4,000円)でご購入いただけます。この割引チケットは、水戸芸術館のみの取り扱いとなります。