STORYストーリー
夏の陣(令和3年度7月-8月上演)
演劇の分野の才能だけでなく、全国や海外で活躍する講談師・マジシャン・ストリートダンサーにご参加いただきましたが、彼らの魅力をふんだんに盛り込んだショーアップされた舞台となりました。物語は、名君と言われた水戸光圀(水戸黄門)は、実は若い時にグレてやんちゃだったという史実を踏まえ、そんな若き水戸光圀の青春の一風景をミュージカルに出来ないかと動き出す若者たちの姿を描いています。実現へのヒントも見つかり、そのために必要な人材探しに出かけるところで物語は終わります。
冬の陣(令和3年度12月上演)
冬の陣では、『ミュージカル 水戸黄門』の上演に必要な人材探しの旅が描かれました。茨城県は全国で活躍する素晴らしいストリートダンサーに加え、津軽三味線も盛んで全国トップレベルの素晴らしい奏者も多く輩出しています。そうした人材をメンバーに迎え、物語はやんちゃだった若き光圀が、吉原の花魁・胡蝶の導きにより、人生を見つめ直すきっかけに迫ります。
光圀青春 篇(令和4年9月上演予定)
『ミュージカル 水戸黄門』を彩るヒロインにして最後のパーツとなる人物がいよいよ登場します。ようやくメンバーが揃ったところで、本編となる物語が展開し始めます。若き光圀に名君としての指針を与えたのは誰だったのか…。その隠れた伝承を掘り起こします。世間知らずの若き光圀が出会った意外な人物とは…。
新・未来サポート事業
2014年に始まった未来サポートのプロジェクトは、茨城にゆかりのあるアーティストの発掘と舞台出演の機会の提供だけでなく、地域が誇りに思うべき先人や取り組みを舞台化して、大きな成果を挙げてきました。2020年には装いを新たに、「茨城の魅力は若者だ」という視点で、ジャンルの枠を飛び越えて様々なコラボ―レーション現場を創作。改めて茨城県の魅力を発信する企画としてスタートしました。
未来サポートの軌跡
- vol.1
- 2014.1『息子たち』 作:S・メトカルフ 翻訳:高橋知伽江 演出:磯村純
- vol.2
- 2014.4『津軽三味線 はなわちえの世界』はなわちえ出演
- vol.3
- 2014.9『やさしい死神』 原作:大倉崇裕 脚色:横山一真 演出:遠島立夫
- vol.4
- 2015.2『十二夜/わたくし、マルヴォーリオは—』原作:W.シェイクスピア(十二夜) 原作:T.クラウチ(わたくし、マルヴォーリオは—) 翻訳:松岡和子 演出:森新太郎
- vol.5
- 2015.6『赤シャツ』 作:マキノノゾミ 演出:西川信廣
- vol.6
- 2015.9『WALK THIS WAY!』ストリートダンス×ACM THEATER
- vol.7
- 2016.7『むりやりドクター!?』原作:モリエール 翻案・演出:遠島立夫
- vol.8
- 2016.9 音楽劇『夜のピクニック』原作:恩田陸「夜のピクニック」(新潮文庫刊)脚本:高橋知伽江 演出:深作健太 音楽:扇谷研人
- vol.9
- 2017.3『和JAZZ』
- vol.10
- 2017.9『アートタワー寄席』 出演:春風亭ぴっかり☆、桂宮治、神田真紅、柳家さん助、柳貴家小雪
- vol.11
- 2018.3『ACMシアターコンサート 2018』
- vol.12
- 2018.8 NEW BRITISH MUSICAL『In Touch』Music&Lyrics&Book:D・アーバイン 演出:菊地創
- vol.13
- 2018.9 『海辺の鉄道の話』作・演出:詩森ろば
- 夏の陣
- 2021.7 『目指せ ミュージカル水戸黄門?』~夏の陣~構成・脚本:井上桂 演出:橋本昭博
- 冬の陣
- 2021.12 『目指せ ミュージカル水戸黄門?』~冬の陣~構成・脚本:井上桂 演出:橋本昭博
CASTキャスト
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安達勇人歌手・俳優・声優
安達勇人歌手・俳優・声優
桜川市出身
ミュージカル『忍たま乱太郎』『王室教師ハイネ』『フルーツバスケット』の出演のみならず、茨城県のため2018年から1500人規模の町おこし音楽フェスを開催するなど、いばらき大使としても精力的に活躍中。2020-2021年は単独での東名阪Zepp LIVEツアーを開催。カフェ、ファッションブランドなどのプロデュースも手掛ける。
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加藤良輔歌手・俳優
加藤良輔歌手・俳優
水戸市出身
2004年ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。以来、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍するオールラウンドプレイヤー。RSK名義でのアーティスト活動も行っている。直近の出演作として音楽劇『ガリレオ☆CV』『ヒプノシスマイク』RICE on STAGE『ラブ米』など多数。
https://bam-boo.biz/actors.php?id=2
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神田真紅講談師
神田真紅講談師
水戸市三の丸出身
大学で歴史学を学び、編集者を経て神田 紅に入門。日本講談協会・落語芸術協会所属の二ツ目。古典『水戸黄門漫遊記』はもちろん、新作でも水戸の歴史にまつわる講談を多く手掛ける。この春、JR東日本企画『歴史講談 水戸漫遊』のナレーションを担当。水戸市出身の講談師としては、実に200年ぶりとなる。
https://www.geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=245
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ICHILockingダンサー
ICHILockingダンサー
つくば市在住
2006年よりLAに渡り、“THE LOCKERS”のメンバー等数々のOG達から確かなカルチャー、テクニックを直接学ぶ。今や日本屈指のLOCKERで、国内外の様々なBATTLEで優勝経験をもつ茨城のPURE FUNK DANCER。海外でのワークショップ、ジャッジの経験を経て、アスリートへの指導など活動の幅を広げている。
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Jungle MoverTAKU(右)/SHO-HEY(左)
HIPHOPダンサーJungle Mover
TAKUとSHO-HEYで結成したダンスユニット。2021年夏に開催された「JAPAN DANCE DELIGHTvol.27final」では、第3位を獲得。茨城を代表するユニット。
TAKUHIPHOPダンサー
かすみがうら市出身
キッズ時代よりコンテスト受賞歴は50以上。日本最高峰のダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」でも入賞を果たす。講師、ワークショップなど後進の指導も積極的に行うほか、コンテストやバトルイベントのジャッジも務める。
SHO-HEYHIPHOPダンサー
土浦市出身
幼少期からダンスを始め数々のダンスコンテスト、ダンスバトルにて入賞、優勝を獲得。ほかに日本テレビ「スッキリ」にダンスパフォーマンス出演、アーティストAIのオープニングダンサーなどメディアでも多彩な活躍を見せている。
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IB6sideバファリン(右)/AOI(左)
POPPING・HIPHOPダンサーIB6side
JAPAN DANCE DELIGHTで特別賞、TOKYO DANCE DELIGHTでは3位、また東日本ストリートダンスコンテストGRANDSOULで4連覇達成など輝かしい功績を刻む。茨城6国沿いから発信し続ける、バファリンとAOIからなるPOPダンスチーム。今春からスポーツブランドFILAが設立したFILA DANCE CREW(FDC)に公式エバンジェリストとして参加。
バファリンPOPPINGダンサー
日立市在住
日本最大規模のダンスバトルDANCE@LIVEで2度ファイナリストとなり準優勝を獲得など輝かしい結果を見せるほか、TV、CM、MVなどでも活躍。近年は地元茨城でのイベント主催などでも地域貢献に力を注いでいる。
AOIPOPPING・HIPHOPダンサー
ひたちなか市出身
キッズ時代からダンスを始め、茨城を中心に活動している。IB6sideとして数々の世界大会への出場のほか、コンテストだけでなくバトルでも好成績を残している。HIPHOPやPOPPINGといった異なるダンスのジャンルを自由に行き来して活躍の場を広げている。
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高根正樹俳優・アイドル
高根正樹俳優・アイドル
日立市出身
サンリオピューロランド公式アイドル「ピューロボーイズ」のメンバー。2014年、松竹ミュージカル『ザ・オダサク』で初舞台。バレーボール、テニスの経験を生かしてミュージカル『テニスの王子様シリーズ』、『ハイキュー!!』に出演するなど活躍。ほかに『ちっちゃな英雄』『ふしぎ遊戯~蒼の章~』ミュージカル『刀剣乱舞』など。
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塚原ゆうきマジシャン
塚原ゆうきマジシャン
古河市出身
18歳でプロとしてデビュー。テーブルマジックから、大迫力のイリュージョンまで多彩なネタを武器に年間400ステージ以上ものパフォーマンスを行ってきた弱冠23歳の実力派若手マジシャン。地元茨城を盛り上げるため、県内各所のイベントや商業施設などに積極的に出演し、古河大道芸フェスティバルも主催している。
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MAHOJazz、Waackダンサー
MAHOJazz、Waackダンサー
つくば市出身
6歳の頃からDance Association Seeds(DAS)でダンスを始める。次第にJazzとWaackの虜となり、大学時代にはWaacking Freestyleチーム「FRAN」を結成。大学生ダンスコンテストBIGBANGで、女性チーム初の東西優勝を遂げる。現在は、茨城を中心にダンサー、指導者として活動中。
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ティンティンHIPHOPダンサー
ティンティンHIPHOPダンサー
阿見町出身
6歳からストリートダンスを始め、HIPHOPをベースに様々なジャンルのダンスをフュージョンさせた「オリジナルティンティンスタイル」で、数々のバトルやコンテストで優勝・入賞をおさめる。現在インストラクターを務めるD-Lifeダンススクール、DASダンスサークルでは幅広い年齢層の指導にあたっている。
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はなわちえ津軽三味線奏者
はなわちえ津軽三味線奏者
日立市出身
9歳から津軽三味線を習い始め、2000年、17歳で津軽三味線全国大会のA級女性部門に出場し最年少チャンピオンとなる。2004年、アルバム「月のうさぎ」でメジャーデビュー。ソロ奏者のみならず、ヴァイオリン奏者や、尺八奏者とのユニットとしても活躍。国境を越えて幅広い音楽活動を展開している。
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小林鈴勘尺八奏者・作曲家
小林鈴勘尺八奏者・作曲家
水戸市出身
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。幼少期にピアノを、13歳からはギターを始めジャズに傾倒。20歳で尺八に出会い、大学在学中に古典楽曲を学びながらも、尺八でジャズの演奏を独自に習得。2016年横濱ジャズプロムナード・デトロイトジャズフェスティバルコンペティションにおいてファイナリストに選出。水戸芸術館には、2008年に「茨城の名手・名歌手たち」第19回演奏会、2017年未来サポートプロジェクトvol.9「和JAZZ」に登場。
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岡部 麟歌手・女優
岡部 麟歌手・女優
日立市出身
2014年、「AKB48 Team8全国一斉オーディション」で茨城県代表として合格。以降AKBチームAのメンバーとして幅広く活動。2017年よりチームAのキャプテンを務める。2018年には「いばらき大使」に任命される。AKB48としての活動のみならず、テレビドラマ「マジムリ学園」、バラエティ番組「ミライ☆モンスター」やNHK「いば6」では月1レギュラーとしても活躍。イラストレーターとしても才能を発揮している。
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STAFFスタッフ
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構成・脚本井上 桂(前・水戸芸術館演劇部門芸術監督)
井上 桂プロフィール
岩手県出身
大学生時代より野田秀樹氏の夢の遊眠社、井上ひさし氏のこまつ座などから演劇に関わり、大学卒業後は演出部・舞台監督・舞台制作者として活動し、1996年の新国立劇場の開場とともに演劇制作部プロデューサーとして、渡辺浩子、栗山民也両芸術監督の下、企画制作を行う。2005年新国立劇場に国立としては初の俳優養成の研修所が開設されるとその運営を栗山氏と’10年まで担う。以降はフリーとして活動しつつ、’12年より日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(演劇部門)に就任し、文化事業に関わる様々な委員などを歴任。’17年4月、水戸芸術館演劇部門芸術監督に就任。‘22年3月末退任。在任中は国内で初めてとなる宮崎駿オリジナル作品の舞台化(『最貧前線 宮崎駿の雑想ノートより』)などで、水戸芸術館を改めて全国に紹介するなど精力的な活動を行った。閉じる
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構成・演出橋本昭博
橋本昭博プロフィール
ひたちなか市出身
桐朋学園芸術短期大学卒業。俳優・演出家・Moratorium Pants主宰。12歳で初舞台を踏み、2011年、演劇プロデュースユニットMoratorium Pantsを旗揚げ。全作品のプロデュース・演出を手がける。詩人の谷川俊太郎氏の作品やオリジナル作品を上演。『新羅生門』『リボンの騎士』(’11年、横内謙介作・演出)、てがみ座『汽水域』(’14年、扇田拓也演出)など外部公演への出演も多数。他にも、’13 年シンガポールとの国際共同制作舞台に出演、’14 年上田慎一郎監督映画『彼女の告白ランキング』で水戸短編映像祭ベストアクター賞受賞、’15 年ユース非核特使として世界一周、表現教育指導者として教育現場でも活動を展開するなど、多岐に渡って活動中。
’19年3月には、穂の国とよはし芸術劇場PLATで「2018年度 市民と創造する演劇」でシェイクスピアの『リア王』の演出を担当する。また’21~22年小美玉市の文化創造コーディネーターを務めた。水戸芸術館ACM劇場には『十二夜』(’15年、森新太郎演出)、音楽劇『夜のピクニック』(’16年、深作健太演出)、『海辺の鉄道の話』(’18年、詩森ろば作・演出)の出演に続き、『ミュージカル 水戸黄門』シリーズが初の演出としての参加となる。閉じる
- 音楽監督:
- 片野真吾
- スーパーバイザー:
- 小佐原孝幸
- 美術:
- 平山正太郎
- 照明:
- 中川隆一
- 音響:
- 山口剛史
- 衣裳:
- 半田悦子
- ヘアメイク:
- 中原雅子
- ステージング:
- 田井中智子
- 殺陣:
- 亀山ゆうみ
- 所作指導:
- 相澤まどか
- 演出助手:
- 菅野由佳子
鳥居和真
Ramin
- 舞台監督:
- 高橋邦智
- 宣伝美術:
- 早田二郎
- 舞台写真:
- 刑部アツシ(おさかべ写真館)
- 協力:
- Dance Association Seeds/GRANDSOUL
- 水戸芸術館演劇部門芸術監督:
- 岡本由紀夫
- 助成:
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一般財団法人地域創造
文化庁文化芸術振興補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
- 企画・制作:
- 水戸芸術館ACM劇場
- 主催:
- 公益財団法人水戸市芸術振興財団
INFORMATION公演情報
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