INTRODUCTIONイントロダクション

茨城の魅力は、才能と意欲に溢れる若者たち!
未来を拓く茨城の若き表現者たち!

水戸芸術館ACM劇場では、コロナ禍でも茨城出身の若いアーティストの未来を支える当プロジェクトを令和3年に始動しました。実演の機会を奪われた若い世代は、自身の活動を広く知ってもらうプロモーションも、実戦と言う研鑽の場すら奪われました。このままでは実演芸術に関わるある世代がごっそりと抜け落ちてしまう可能性すらあります。そこで水戸芸術館は、実力があっても活躍の場が狭まってしまったさまざまな分野の若いアーティストと共に作品作りをしながら、その若い世代の未来を支える中期的な企画を提案しました。昨年度の<夏の陣><冬の陣>を土台に、本年度は<光圀青春篇>を上演し、以降3年にわたって3作品の連続企画を積み上げて令和5年度にはその総決算と言うべき『ミュージカル水戸黄門』を上演しようという数年にわたる一大プロジェクトです。 

STORYストーリー

夏の陣(令和3年度7月-8月上演)

演劇の分野の才能だけでなく、全国や海外で活躍する講談師・マジシャン・ストリートダンサーにご参加いただきましたが、彼らの魅力をふんだんに盛り込んだショーアップされた舞台となりました。物語は、名君と言われた水戸光圀(水戸黄門)は、実は若い時にグレてやんちゃだったという史実を踏まえ、そんな若き水戸光圀の青春の一風景をミュージカルに出来ないかと動き出す若者たちの姿を描いています。実現へのヒントも見つかり、そのために必要な人材探しに出かけるところで物語は終わります。

冬の陣(令和3年度12月上演)

冬の陣では、『ミュージカル 水戸黄門』の上演に必要な人材探しの旅が描かれました。茨城県は全国で活躍する素晴らしいストリートダンサーに加え、津軽三味線も盛んで全国トップレベルの素晴らしい奏者も多く輩出しています。そうした人材をメンバーに迎え、物語はやんちゃだった若き光圀が、吉原の花魁・胡蝶の導きにより、人生を見つめ直すきっかけに迫ります。 

光圀青春ロマンス(令和4年9月上演予定)

『ミュージカル 水戸黄門』を彩るヒロインにして最後のパーツとなる人物がいよいよ登場します。ようやくメンバーが揃ったところで、本編となる物語が展開し始めます。若き光圀に名君としての指針を与えたのは誰だったのか…。その隠れた伝承を掘り起こします。世間知らずの若き光圀が出会った意外な人物とは…。

新・未来サポート事業

2014年に始まった未来サポートのプロジェクトは、茨城にゆかりのあるアーティストの発掘と舞台出演の機会の提供だけでなく、地域が誇りに思うべき先人や取り組みを舞台化して、大きな成果を挙げてきました。2020年には装いを新たに、「茨城の魅力は若者だ」という視点で、ジャンルの枠を飛び越えて様々なコラボ―レーション現場を創作。改めて茨城県の魅力を発信する企画としてスタートしました。

CASTキャスト

  • 安達勇人歌手・俳優・声優

  • 加藤良輔歌手・俳優

  • 神田真紅講談師

  • ICHILockingダンサー

  • Jungle MoverTAKU(右)/SHO-HEY(左)
    HIPHOPダンサー

  • IB6sideバファリン(右)/AOI(左)
    POPPING・HIPHOPダンサー

  • 高根正樹俳優・アイドル

  • 塚原ゆうきマジシャン

  • MAHOJazz、Waackダンサー

  • ティンティンHIPHOPダンサー

  • はなわちえ津軽三味線奏者

  • 小林鈴勘尺八奏者・作曲家

  • 岡部 麟歌手・女優

STAFFスタッフ

  • 構成・脚本井上 桂(前・水戸芸術館演劇部門芸術監督)

  • 構成・演出橋本昭博

音楽監督:
片野真吾
スーパーバイザー:
小佐原孝幸
美術:
平山正太郎
照明:
中川隆一
音響:
山口剛史
衣裳:
半田悦子
ヘアメイク:
中原雅子
ステージング:
田井中智子
殺陣:
亀山ゆうみ
所作指導:
相澤まどか
演出助手:
菅野由佳子
鳥居和真
Ramin
舞台監督:
高橋邦智
宣伝美術:
早田二郎
舞台写真:
刑部アツシ(おさかべ写真館)
協力:
Dance Association Seeds/GRANDSOUL
水戸芸術館演劇部門芸術監督:
岡本由紀夫
助成:
一般財団法人地域創造
文化庁文化芸術振興補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
企画・制作:
水戸芸術館ACM劇場
主催:
公益財団法人水戸市芸術振興財団

INFORMATION公演情報

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