令和4年度朗読スタジオ発表公演声のギャラリー
1月15日(日) 午前の部 10:30開演/午後の部 15:00開演

令和3年度発表公演より
今年のテーマは……
傑作「浪曲」を「語る」
広沢虎造『清水次郎長伝』より
「森の石松」‼
構成・演出:壤晴彦
出 演:朗読スタジオ受講生
講 師:壤晴彦、相澤まどか、森一馬
日本を代表する演劇人の一人である壤晴彦をはじめ、実力派講師陣から厳格な指導の下、月に二回のレッスンで、発声の基礎から本格的な表現のための実践レッスンはもちろん、先人が文学作品に託した日本の心まで深く学ぶことができるのがこの朗読スタジオです。毎年、様々なジャンルの文学作品――『仮名手本忠臣蔵』『最後の一葉(オー・ヘンリー)』「昭和歌謡歌詞」など――を丁寧に読み込み、その成果を舞台で発表してきました。
そして10年目となる今回は、昭和浪曲界最高の人気者である“二代目広沢虎造”の『清水次郎長伝』に取り組みました。作品中で最も人々に愛されたキャラクターである“森の石松”をお話の中心に据えて“浪曲”を朗読していきます。
「江戸っ子だってね」「神田の生まれよ」と軽口をたたき、「喧嘩早いが玉に瑕(きず)」「馬鹿は死ななきゃなおらない」と唄われる石松のエピソードの数々。義理と人情の話、泣き、笑い、そしてハラハラ……。そんな伝説の語り口に受講生たちが挑戦します。ぜひこの機会に浪曲の名作に触れ合い楽しみながら、そして日本語の素晴しさを感じていただけたら幸いです。
[午前の部](10:30開演)
厚見 美江 有澤 徹子 石井 明美 井上 友美
鹿志村 律子 加藤木 恵理 小池 伸二 小茶 美津江
小林 雅子 小林 真理 齋藤 佳子 佐々木 静江
笹目 順子 笹目 瑞穂 佐藤 信郎 佐藤 美来
澤畠 由香 塩原 明美 鈴木 絵理衣 鈴木 尚
中村 美由紀 根本 美喜子 林 泰子 平島 則子
松本 京子 村上 長子 安村 美友紀 山本 雅子 渡邉 進
[午後の部](15:00開演)
青山 純子 飯田 美子 井坂 さと美 伊藤 直美
榎戸 真弓 大図 えみ子 小関 恵子 小田部 和子
加藤 直美 川松 朋子 小崎 祐子 小田嶋 うた子
小林 麻美 櫻井 直美 椎名 博子 清水 喜美子
鈴木 邦子 武内 加代子 田中 きみ子 中島 愛恵
平間 弘隆 本石 彩子 山西 毅 山本 一惠 横須賀 淳子
○いずれの回も、朗読「森の石松」のあと、壤晴彦と岡本由紀夫(水戸芸術館ACM劇場芸術監督)によるトークショーを開催します。
○本公演は出演者が異なる二部制のため、各回入れ替え制となります。
○出演者は予告なく変更になる場合がございます。
○上演時間は、本編+トークショーと休憩を含めて2時間10分を予定しています。
朗読スタジオとは
2013年より水戸芸術館が開校した「朗読スタジオ」。10年目となる今年も、午前と午後のクラスに分かれて総勢56名が日本の名文をテキストに、毎月のレッスンに励んでいます。