- 美術
2015-11-12 更新
ショップ探訪2 ー本編ー

てら坊です。
てら坊が行く、ショップ探訪2です。
今回は本です。
オススメの本をご紹介致します。
水戸芸のミュージアムショップ、コントルポアンにとことこ向かいます。
いつも仕事をしています学芸員室から徒歩30秒ほどでポアンに到着です。
まず初めに目につきますのが、「3.11以後の建築」展の書籍、そしてそれに関連する書籍の数々です。
通常の企画展の際置かれます関連書籍の種類に比べ、今回は数倍くらい関連の書籍が多い様な気がします。
いつも1つの企画展に対する関連書籍の割合のイメージは、画集や写真集などの図版8割、学術書2割くらいなイメージがてら坊にはありましたが、今回は学術書8割、図版2割くらいな感じで、この3.11と建築という事象に関しての興味の度合いが伺えます。
最初の写真の一番手前に置かれていますのが、今回の建築展の書籍になっております。
金沢21世紀で開催されました際に販売されていたものと同様の書籍です。
買いのがした方は是非とご購入下さい。
「3.11」と名のつく展覧会としては、2012年10月に水戸芸で開催された「3.11とアーティスト|進行形の記録」展が記憶に新しいかと思います。関連書籍としてこの展覧会の本も設置してありましたので、改めて手に取って読んでみました。「3.11以後の建築」展も読んでいるところではありますが、やはり3.11と名のつく展覧会を被災地でもあり、また復興が進まない地域にほど近い場所でもある水戸でやるということの意義の大きさを感じます。
現在、全国のナディフ系列店、もちろんコントルポアンにても水戸芸術館の企画展書籍(2006年から高嶺格展まで/※水戸芸術館で発行されているもののみ)が半額セール中です。
この機会に水戸芸の展覧会を再度見直してみるのも良いのではないでしょうか。
と3.11以後の建築関係の書籍を取り上げてきましたが、メインはここから、、、。
コーヒー&アートvol.2の出品作家で、写真家の仲田絵美さんですが、この度赤々社から写真集「よすが」が発売になりましたー!!!
水戸のキワマリ荘で作品を制作し始まったころから作品を観ています僕にとっては、感無量です。
真っ白な本です。
表紙には「よすが」とエンボス加工が施されています。
内容は、1_WALLグランプリを受賞した際の作品「美しい速度で」とタイトルにもなっています「よすが」、そして新作の3部構成となっております。
てら坊的にデビュー作でもある「美しい速度で」は、いつ何時観ても良い作品だなと思えます。
なんとコントルポアンにはサイン入りの本が置いてあります。
サイン本は冊数限定で売れ行き好調ということですので、購入をお考えの方はお早めにお越し下さいませ。
ということでてら坊が行く、ショップ探訪2 − 本編 − でした。
次回もお楽しみに。