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2015-11-19 更新

水戸室内管弦楽団「子どものための音楽会」レポート!

水戸室内管弦楽団では、子どもたちにオーケストラの生演奏を聴いていただき、豊かな感性を育んでほしいと願い、毎年「子どものための音楽会」を行っています。

今年は青柳公園内にある市民体育館にて、市内や近隣市町村の小学5年生、県立盲学校、朝鮮初中高級学校の生徒、約2,600人の子どもたちが集まってくれました!

司会は、ヴァイオリンの中村静香さんとホルンの猶井正幸さん。和気あいあいとした雰囲気で、コンサートが始まりました!

曲は、今週末の定期演奏会のプログラムから、ハイドン作曲〈交響曲 第102番 変ロ長調 Hob.I-102〉から第1楽章、そしてモーツァルト作曲〈交響曲 第41番 ハ長調“ジュピター”〉から第1、3、4楽章。

指揮者の広上淳一さんとオーケストラによる堂々としたエネルギッシュな生演奏に、集中して聴きいる子どもたちの姿が印象的でした。

曲の合間には各パートの個性あふれる楽器紹介を。「赤とんぼ」や「浜辺のうた」、オペラ〈魔笛〉から“パパゲーノのアリア”、「アルプスの少女ハイジのテーマ」など、各パートごとに多彩なメロディが披露され、大きな拍手が贈られました。

「弦楽器の弓の毛は何でできているでしょう?」と司会の中村さんが質問を投げると、会場から「馬の毛!」という元気な声が。みんなよく知っていますね~!

管楽器のコーナーでは、オーボエの方にチャルメラのメロディを吹いてもらう場面もありました(笑)ホルンパートの紹介では、市販のホースが登場!ホルンの管と同じ長さのものを、ラデク・バボラークさんが吹いてくれました。

するとホースから実にすてきな音色が…!バボラークさんの名演に、子どもたちもメンバーも目を輝かせたことは言うまでもありません!

コンサートの最後はみんなで「七つの子」を合唱!2,600人の大合唱とオーケストラの伴奏が、ホールいっぱいに響きました♪ ご協力いただきました皆様、どうもありがとうございました!