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    2018-09-19 更新

    水戸子どもミュージカルスクールレポート⑩

    短期コースも9月から開校した水戸子どもミュージカルスクール
    今回は宮本学芸員のレポートで9月9日と9月16日の子どもミュージカルスクールの様子を合わせてお伝えいたします。
    続いて短期コースのレポートです。

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    ● 短期コース ●

    <9月9日 歌練習と配役決め開始!>

    短期コース開校2回目のレッスン。

    まだまだ緊張した面持ちでいる受講生たちをサポートスタッフのミュージカルスクールOGの先輩たちが開始前からほぐすように話しかけている姿があります。
    このOGたちも初めての時、年上のお兄さん、お姉さんから声をかけてもらって励まされてきた経験を生かし、立派に支えてくれている姿を頼もしく感じました。

     

    さて、短期コースも公演コースでも行った「一本線の上を裸足で線から落ちないようにまっすぐ歩く」ウォーミングアップから始まりました。
    前向き、後ろ向きと続き、ここから少し難易度があがります。
    ケンケンパで手を叩きながら進みます。初めは「ケンケン」のときに手を打ちます。
    みんなとても上手。今度はタイミングを変えて「パ」のときに手を打ちながら進みます。
    こうして、タイミングを複雑にしながら、何度か往復を繰り返します。
    まだ、手足がバラバラとすることがありますが、このコースが終わるころにみんなにどんな変化が起きているか楽しみです。

     

    さて、次はいくつかステップを練習します。
    OGも受講生の間にお手本に入って、みんな一生懸命。

    すると「ここがわかりません。」と受講生から声があがります。
    わからないことを質問できることは、学びの第一歩。それが自然にでてくる空気になっている。
    これは、いいクラスになっていくな、と期待が膨らみました。

    そしてステップをいくつか組み合わせていくとなんと、今回の教材「雪のプリンセス~ショートバージョン~」の楽曲の振付の一部が出来上がっていました!
    みんなとてもびっくりしながらも、初めて歌と踊りが一緒になった感動でとても嬉しい表情をしており、見守る運営スタッフからも笑みがこぼれます。

    ここで、発声練習をして、今踊った曲の歌練習。
    みんなしっかりお家で練習してきてくれています。パートにわかれて、ハーモニーにも挑戦します。
    初めてなのに、とても綺麗。
    これはクリスマスイブのおさらい会が楽しみです。

     

    そのあとは、配役をみんなで考える会議がひらかれました。
    短期コースでは、どうやって配役を決めるかも自発的に子どもたちに考えてもらいます。
    中学生を中心に、高校生のOGもサポートし、みんなで話し合いが行われます。

    リーダーシップをとってくれる子、それをサポートしてくれる子、なかなか自分の意見が言えずにいる子、その子をサポートしようとする子、様々な表情がみられます。
    ミュージカルスクールでは、技術などのことだけではなく、こういった日常生活でもあるかけがえのない経験を子どもたちにしてもらいたい、と願っています。この配役会議もみんなにとってひとつの大切な経験になっていることでしょう。

     

    本日は全部決まりきらず、来週続きの会議を行うことになり、本日のお稽古は終了です。

     

    <9月16日 配役決定と初めての本読み!>

    3回目のスクールは、リハーサル室に入ってくる表情も少し柔らかくなった印象がありました。スクールが始まる前から、歌の練習をしている声が聞こえてきたり、笑顔が増えたり。
    このクラスで出逢ったメンバーが少しずつ少しずつ仲間になっていきます。

     

    さて、本日は配役会議の続きから。
    先週決まっていない役をみんなで相談しながら決めていきます。
    先週より、積極的に参加している人が増えて、OGのサポートをうけながら全役が決定しました!
    みんなお疲れ様でした。

     

    ここで、高城ヘッドコーチから提案が。
    「決まった役にそってみんなで台本を読んでみましょう。」
    なんと急遽、初めての本読みが始まりました!

     

    初めて台本の台詞を読む子たちも、自分のイメージで台詞をどんどんつなげていきます。
    もちろん、歌もそれぞれの役で歌います。お家でよく練習してきている姿が頼もしいです。

    シーンごとに高城ヘッドコーチが解説をはさみながら、全体のお話しの構造も確認しながら本読みが進んでいきます。
    初めての本読み、すでにみんなの個性が爆発しています!
    先生方、スタッフも期待の笑みが何度もこぼれます。

    これは楽しみです!

     

    その流れで最後のビッグナンバーの歌練習。
    この曲は、とても難易度が高い曲なので、丁寧に増山歌唱コーチが音やリズムを説明して進んでいきます。みんな一生懸命ついていきます。初めてなのに、しっかりハーモニーもつくれている部分も。ミュージカルで歌の中で台詞の掛け合いをする部分まで含まれたこの楽曲に挑戦できること、みんなに楽しんでほしいと願っています。

    お家でもよくCDを聴いてくださいね、とアナウンスがあり、本日はここまで。

     

    本読みに歌練習にとハードな一日でしたが、みんな充実の表情でした。
    クリスマスイブにどんな作品ができるか、どうぞご期待ください!

     

    水戸芸術館学芸員 宮本晶子

    ↓↓高城信江ヘッドコーチのブログにもスクールの様子が紹介されています!
    https://ameblo.jp/niji-okurimono/entry-12381102324.html