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2020-11-23 更新

おうち・こらぼ・らぼ

アーティストと一緒に考えた工作キットやアクティビティを紹介します。
 

アーティストプログラム

ワークショップキット第二弾
BOB ho-ho「郵便式/POST CARD」―ハンドメイドリモートワークショップと展示―

※ワークショップと展示は終了しましたが、キットは販売中です。

展示風景はこちら
https://www.arttowermito.or.jp/topics/article_40462.html


【ワークショップ参加者募集中!】
ワークショップキットを手に入れて、全国からワークショップと展示に参加しよう。

ワークショップユニットBOB ho-ho(ボブホーホー)と、ポストカードと切手がセットになった、ワークショップキットをつくりました。

好きなポストカードに、絵を描いたり色を塗って。
あなただけの作品ができたら、水戸芸術館に郵便で送ってください。
届いた作品は、他の作品と組み合わせて展示になります。
ポストカードを組み合わせて、つづいていくかたち…参加者みんなの作品で展示をつくります。
一枚のポストカードからどんな風景がうまれるでしょう。

○参加方法
描いて:ワークショップキットを購入し、ポストカードに絵を描いたり色を塗って作品をつくる。

貼って:作品に切手と宛名ラベルを貼る。

送って:郵便局やポストから水戸芸術館へ作品を送る。2021年1月11日(月)必着

展示になる:集まった作品をつなぎ、組み合わせて展示。2021年1月13日(水)~1月24日(日)

○キット内容:ポストカード5枚(デザインは全8 種類)、63円切手1枚、宛名ラベル1枚

○価格:800 円(税込)*オンライン販売の場合は+送料200円。

○販売場所:当館ミュージアムショップとオンラインショップで販売中! ワークショップキットはこちらから購入できます。
https://arttowermito.ec.e-get.jp/products/detail/138

<BOB ho-ho(ボブホーホー)略歴>
ウエダトモミ(グラフィックデザイナー)とホシノマサハル(摺師)からなるワークショップユニット。
浜松を拠点に素材を集め、グラフィック、プリンティング、木工など様々な技法を使い展示やワークショップを行う。主な技法としてシルクスクリーンプリントを用いながらPrintable(可能性のあるプリント)である状態をつくりだす。素材ラブゆえに多方向な視点を持つ。

プログラム詳細はこちら
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5129.html

協力:浜松市鴨江アートセンター
映像編集:徳本萌子
 
ワークショップキット
当センターに関わってくださったアーティストたちのワークショップがキットになりました。当館ミュージアム・ショップ「コントルポアン」の店頭に並んでいます。また、ECサイト(https://arttowermito.ec.e-get.jp/)でもご購入いただけます。

<参加アーティストとキット>
デザインレーベルseto_セト「ミノムシキーホルダー」    1,000円
髙山英樹「磨いて仕上げる木のスプーン」    2,000円
当房優子「toboの布遊び」    1,200円
松原容子「自分定規」    1,000円
松村泰三「光の箱」    1,300円
矢萩多聞「紙はいきている--きり紙でえほんをつくろう」    1,000円
アトリエゆたか「●▲■シール」    セット500円/バラ100円
小出ナオキ「ボクのわたしのアートつみきをイチからつくっちゃおう!」 1,000円
開発好明「未来郵便局」 320円 ※販売終了
柵瀨茉莉子「ぬいぬいワークショップ」 1,200円
田中彰「Coffee Harvest Tour in the Box」 4,200円 ※販売終了
※すべて税込価格です

詳しくはショップのブログをご覧ください→ミュージアム・ショップ「コントルポアン」ブログ その② その③ その④
田中彰「Coffee Harvest Tour in the Box」

自然と人との関わりを探り、木版画を中心に表現してきたアーティストの田中彰による新作ワークショップキットです。2019年、田中が仲間とともにフィリピンのルソン島にコーヒー豆の収穫ツアーに旅した経験をオリジナルの小箱に詰めました。そのコーヒー農園は、生態系を壊さないよう、樹間に農作物を植えるアグロフォレストリーという考えで植栽がなされています。その豊かな森に生息する鳥たちは日本に渡ってくるのだそうです。フィリピンのコーヒーの香りを楽しみながら、遠くの森に思いを馳せ、コラージュ作品の制作をお楽しみください。

(音声はありません)

☆田中さんがツアーで訪れた地域は、アグロフォレストリー(森の生態系を壊さずに、木の間に農作物を栽培する方法)を実践している地域です。山中にいる鳥は日本にも渡ってきます。

【お知らせ】
フィリピン・ルソン島へのコーヒー豆の収穫ツアーの体験をつめた、旅を想像する「Coffee Harvest Tour in the Box」を、ミュージアム・ショップ「コントルポアン」にて販売中です!
詳しくはミュージアム・ショップ「コントルポアン」にお問合せください。029-227-0492
https://www.arttowermito.or.jp/shop/

田中彰 略歴
1988年岐阜県出身。木の持つ時間や空間をテーマに木版画を軸に制作。その土地にある木に注目し、リサーチをするなかで人との関わりを探る。身近な植物としてのコーヒー豆の旅をめぐる作品 も発表。主な個展 : 町田芹ヶ谷えごのき縁起(町田市立国際版画美術館 東京 2019)、project N67(東 京オペラシティアートギャラリー 東京 2017)樹について(三菱一号館美術館 東京2016)など。  
小出ナオキ「ボクのわたしのアートつみきをイチからつくっちゃおう!」

木っ端を削って、色を塗って…自分の手でつみきをイチからつくっちゃおう。
アーティストの小出ナオキさんが、つみきのつくり方を教えてくれました。
アーティストならではの、ひとくふうも。
ひと味ちがった、自分だけのアートつみきのできあがり!
○用意するもの:紙やすり(80番・120番・320番)、木っ端、絵の具、筆、パレット、水、ドライヤー、新聞紙
○対象年齢(めやす):ひとりでつくるなら小学1年生~、大人とつくるなら3才~
○完成までの時間(めやす):90分 
○協力:有限会社石橋材木店 映像編集:小森岳史
 
【お知らせ】
つみきがすぐにつくれるワークショップキットを、ミュージアム・ショップ「コントルポアン」にて販売中!
木っ端、紙やすり、小出ナオキのつみき作品とメッセ―ジが入ったスペシャルキット。
木っ端は千葉県でとれた山武杉(さんぶすぎ)。
香りや手触り、木目の違いなど、五感で楽しめる素材です。
アーティストみずから一つひとつ加工してくれました。
ぜひお買い求めのうえ、映像を見ながらつくってくださいね。
○販売価格:1000円(税込)*20セット限定
○内容物:紙やすり80番1枚・120番1枚・320番1枚、木っ端5、小出ナオキ作品1、小出ナオキメッセージカード、作り方
詳しくはミュージアム・ショップ「コントルポアン」にお問合せください。029-227-0492
https://www.arttowermito.or.jp/shop/
 
小出ナオキ 略歴
1968年愛知県に生まれる。
FRPやセラミック、木など様々な素材を使い身近な人や物をモチーフに立体作品を制作。
山武杉を使用したワークショップ「つみきを作ろう」や発達やコミュニケーションに悩む子供たちとのコラボレーション展を渋谷公園通りギャラリー(東京)にて展示。
実家の空き家を使用したスペース「小出在所」を主宰、同会場でお盆を一般に開放するアートイベント「ぼくとオヤジのアートdeお盆ナイト」を開く。
当センターでは、「こども・こらぼ・らぼ2018」で、発達障害のあるお子さんとご家族を対象に、つみきづくりのワークショップを行った。
 

開発好明「ダメパンダ!ブラックドットインスタレーション」

現代美術家の開発好明が扮する「ダメパンダ」のカイカイから、映像が届きました。
当センターから荷物を送り、一発勝負で作品をつくってくれました。
荷物の中身は事前にお知らせしていません。
さて、なにができるでしょうか?!
ダメパンダとは?
東京都江東区木場の動物園で暮らしています。
飼育員のリモートワークが始まり、動物園に来られなくなったので、自分でえさを食べられるように自立生活を始めました。
知り合いにモグラくんが千葉と新潟で活動しているよ。

毎日、工作や美術の用語や歴史を紹介する映像をYouTubeにアップしています。
現在60本を公開中。
よかったらチャンネル登録してね。→https://www.youtube.com/channel/UCjXrBb7qTRJpxS3jjNsWizA

開発好明 略歴
観客参加型の美術作品を中心に、2002年にPS1 MOMA、2004年にヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展、2006年に妻有トリエンナーレ「越後妻有大地の芸術祭2006」に出品。2016年市原湖畔美術館にて個展。毎年3月9日に開催されている「サンキューアートの日」の企画者としても知られる。
当センターでは、展覧会「カフェ・イン・水戸2004」・「3・11とアーティスト: 進行形の記録」に参加、「高校生ウィーク2014」でワークショップを実施した。

益永梢子「Abstract Butter」

クリテリオム93出品作家の益永梢子による、毎朝のパンに食材で絵を描いた365日の作品記録「Abstract Butter」の動画を公開します。絵の具となる美味しい5色の野菜レシピも掲載。見て、つくって、食べて、何度もお楽しみください。

>gray (黒ゴマ生クリーム)【pdf】
>purple(紫芋ペースト)【pdf】
>green(ほうれん草ソース)【pdf】
>orange(にんじんディップ)【pdf】
>yellow(甘いカボチャペースト)【pdf】
>アーティストからのメッセージ【pdf】

益永梢子 略歴
1980年大阪府生まれ 成安造形短期大学造形芸術科卒業
近年の活動:個展”Box,Box,Box”、Cooler Gallery(New York 2019)/2018年度 文化庁新進芸術家海外研修制度研修生として1年間アメリカのニューヨーク市滞在/個展クリテリオム93”Daily Routine”(水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室 2018)/VOCA展(上野の森美術館 2017)

 


「Abstract Butter」の映像は高校生ウィーク2018のカフェで公開し、会期中に同名のワークショップを実施しました。参加者の皆さんが制作した作品もあわせてお楽しみください。
 

大日本タイポ組合「もじさがしぬりえ」、「もじかくしおえかき」

>「もじさがしぬりえ」、「もじかくしおえかき」ダウンロード

新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団「大日本タイポ組合」から、ぬりえと、おえかきを楽しめるシートが届きました!

「もじさがしぬりえ」は、よくよく見てみると…?!
「もじかくしおえかき」は、よく見るあのロゴで思いっきり遊んじゃいましょう。

大日本タイポ組合は、15歳以上20歳未満のための年間パス「ハイティーンパス」をデザイン(高校生無料化のため販売中止)、高校生ウィーク2007では「ロゴ部」、2016年には稲荷第一小学校6年生へ卒業プログラムを実施していただきました。

大日本タイポ組合(だいにっぽんたいぽくみあい) 略歴
秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。文字を解体し、組み合せ、再構築することで、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。グラフィックや装丁のほか、国内外での展覧会・ワークショップも開催。知育玩具『TOYPOGRAPHY』(コクヨ)や、絵本『なんでももじもじ』(福音館書店)など。2020年5月に絵本『もじかけえほんかな?』を偕成社より発売。
https://dainippon.type.org/
 

砂連尾理 気持ちと体を整えるゆるゆるストレッチ

                                        サムネイル画像 撮影:松本美枝子

ダンサーで振付家の砂連尾理は、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催した「アートセンターをひらく」の第Ⅰ期から第Ⅱ期にかけて、対話と身体表現のワークショップを実施しました。そのワークショップで毎回初めに行ったストレッチを、ビギナー向けのわかりやすい説明付きでお届けします。
なお、この動画は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン接続によって記録されました。一部の画像と音声に乱れがありますが、ご了承ください。

砂連尾理(じゃれおおさむ) 略歴
ダンサー、振付家。1991年、寺田みさことダンスユニットを結成。近年はソロ活動を中心に、障害者や高齢者、妊婦などを含む市井の人びととのワークショップを展開。京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上の避難所生活者の取材が契機となった「猿とモルターレ」、また父親の老いと病をきっかけに生の揺らぎをテーマとした「変身プロジェクト」を発表。映画『不気味なものの肌に触れる』(濱口竜介監督)の出演、振付など。著書に『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―』(晶文社)。
 


「人間ノリ巻き体験」をおうちでやってみよう!

                                                          撮影:根本譲


「こども・こらぼ・らぼ2018」で実施した、アーティスト 今井さつきのプログラム「人間ノリ巻き体験」を家でも楽しめるようにアレンジしました。
※保護者の方へお願い
必ず保護者による見守りのもと、安全に十分注意したうえでおこなってください。

>「人間ノリ巻き」の遊び方【PDF】

> 過去の作品映像です。こちらもご覧ください。
  今井さつき作品「Human Sushi in Paris!」【youtube】

今井さつき 略歴
東京藝術大学美術研究科修了。同大博士後期課程在籍中。
鑑賞者が作品に関わり、話し、作られていったものが少しずつ作品に影響を与える参加・変遷型の作品を制作している。
作品という、作者・鑑賞者が垣根を超えて手を動かしながら考え話す安全な場を通して、互いが学び合うことを目指している。
oxa-ca.jimdo.com
 
 

ふぇいす・らぼ

水戸芸術館の「顔」として、来館されたお客さまをお迎えする職員「ATMフェイス」。現代美術センターでは、その有志が集まって活動する「ふぇいす・らぼ」とともに、作品と常に向き合ってきた彼女たちならではの視点を生かしたプログラムを行ってきました。
「おうち・こらぼ・らぼ」では、これまでにふぇいす・らぼが行ってきたワークショップの中から、皆さんが家でかんたんに作れる工作プログラムを紹介します(随時更新)。

「折り紙で時計を折ってみよう!」


「ゴッドアイを作ってみよう!」


「裂き布でブレスレットを作ってみよう!」
 

ふぇいす・らぼとは?

2014年に当館で開催された「拡張するファッション」展をきっかけに生まれた当館案内スタッフ(通称:ATMフェイス)による手芸クラブです。

「拡張するファッション」展では、参加作家の一人、オランダ出身のデザイナーであり教育者であるパスカル・ガテンが、ATMフェイスと共に、「制服のコンセプトについて考える」ワークショップを行いました。これは、自分たちが展覧会会期中に着用する理想の制服を自分自身で作り、その体験を未経験のATMフェイスへ伝えていく長期ワークショップです。会期中、日々少しずつ自分の制服に手を加えて拡張していく様をお互いに発見しながら、それぞれの個性が目に見える世界で一着の制服が生まれました。自分の思いを形にし、表に出す楽しさを発見したことは、手仕事を超えて彼女たちの生きる自信に結び付いていきました。

展覧会終了後は、自発的に“手芸クラブ”を立上げ活動を継続。やがて、活動は一歩先へ広がり、外との関わりを持つようになります。公に活動する際には“ふぇいす・らぼ”と称し、現代美術ギャラリーでの夏の子ども企画への参加、こども向け演劇公演のオリジナルグッズの作成、手仕事をするお店が一同に集まる「あおぞらクラフトいち」への出店や、高齢者施設での出張ワークショップなど幅広い活動に繋がっています。

ファッション展から数年経った今も、「完成することがゴールではなく、完璧なものを作り出せなくても互いに協力する過程こそが何より大事」というパスカルからのメッセージは、現在も制作活動が続いている手芸クラブに大きな影響を与えています。


 



タワー工作台紙・塗り絵

水戸芸術館のシンボルタワーの工作台紙と「ゆうくんとマットさんのおはなしキャリーボックス」の塗り絵台紙をダウンロード頂けます。

「ゆうくんとマットさんのおはなしキャリーボックス」塗り絵 

(作:当館専属劇団ACM 大内真智/マットさん)


>塗り絵ダウンロード(ゆうくんとマットさん)【PDF】

 


水戸芸術館の塔を作ってみよう!




工作用紙ダウンロード(塔を作ってみよう!)【PDF】