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【重要なお知らせ】

2024-10-29 更新

水戸芸術館 新館長就任のお知らせ

日頃から、水戸芸術館の活動にご支援ご協力をいただき誠にありがとうございます。
 さて、当館の館長につきましては、今年2月に小澤征爾館長が逝去されて以来、不在となっておりましたが、このたび評論家の片山杜秀氏が11月1日付けで新しい館長に就任することを決定いたしましたのでお知らせ致します。
 当館はこれまで吉田秀和・小澤征爾両館長のもとでこれまで積み重ねてきた活動の成果を生かしながら、新館長のもと、より一層多くの皆さんに喜んで楽しんでいただけるような芸術文化を発信できるよう努めてまいります。
 今後ともご支援くださいますようお願いいたします。 

<片山杜秀(かたやまもりひで)氏略歴>
1963年仙台市生まれ。評論家。慶應義塾大学法学部教授。
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。『音盤考現学』および『音盤博物誌』で吉田秀和賞(2012年から同賞審査委員)、サントリー学芸賞を受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『大楽必易―わたくしの伊福部昭伝―』『見果てぬ日本―司馬遼太郎・小津安二郎・小松左京の挑戦』『尊皇攘夷―水戸学の四百年―』『平成精神史』等がある。NHK-FM「クラシックの迷宮」のパーソナリティを務めている。
 

10月26日水戸芸術館会議場で就任記者会見を開催しました。


 
記者会見時の片山杜秀新館長
会見で、片山新館長は、吉田秀和初代館長、小澤征爾前館長の業績に敬意を表し、『吉田館長の「視野を世界にひろげる」というテーゼを忘れずに、小澤館長の「音楽、演劇、美術を身近に」という考えを大事に、3つの部門の柱を生かし今の時代の芸術活動を積極的に展開していきたい』と抱負を語りました。
 そして「芸術館の特色は音楽、演劇、美術が絡み、水戸から世界一流の芸術を発信していくというコンセプトがある。市民の方々が来やすく、まちの発展・日本の発展・世界の文化の発展の中でも、大きな役割を果していくことが芸術館の使命だと考えている。今までの路線が更に拡充していく方向でお力添えができれば。」と意欲を語りました。

<就任会見あいさつ全文はこちら>

公益財団法人 水戸市芸術振興財団