ロイス・ワインバーガー
Lois Weinberger
プロフィール
1970 年から作品制作を開始し、以降自然を自らの主なメディアとしてオーストリア国内外で作品を発表してきた。「純正や真実の美学、そして秩序の力に抗する」実践として自らの創作を位置づけ、いわゆる人里植物と呼ばれる、人為による撹乱が激しい環境に生きる植物の存在を一貫してその創作の源とした。
本展では、ワインバーガーのフィールドでの実践を通して植物にむけられたそのまなざしを辿る。アーティストの思考のプロセスを巨大な地図として可視化した作品群「フィールドワーク」からは、歩行から連想される言葉を記した2004 年の作品を含む2 点を出展。また、11 年間かけて収集された624 点の雑草のスライド《ガーデンアーカイヴ》(1988-1999。本展ではデジタル化した複製版を展示)や、ベルリン市旧東ドイツ側の荒涼とした一帯からの景色を「飼い慣らされることのない、より『自然』な都市」の姿として撮影した写真作品などを含む十数点のドローイングや写真、詩作、行為の記録を展示する。
主な個展:ロイス・ワインバーガー展「見える自然/見えない自然」(ワタリウム美術館、2019)、Lois Weinberger|Gift(S.M.A.K、ゲント、2014)、Lois Weinberger(ウィーン・ルートヴィヒ財団近代美術館、2000)
主なグループ展、芸術祭等:ドクメンタ14(カッセル、アテネ、2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(オーストリア館、2009、フランツェスカ・ワインバーガー
との共作)、エンプティ・ガーデン(ワタリウム美術館、1999)、ドクメンタ10(カッセル、1997)
作家HP:http://www.loisweinberger.net/







