ピピロッティ・リスト
プロフィール
ピピロッティ・リスト(本名:エリザベス・シャルロッテ・リスト)
1962年スイス北東部のザンクト・ガレン州グラブスに生まれる。2004年からスイスのチューリヒを拠点に活動。
1980年代にウィーンの応用芸術学校およびバーゼルのデザイン学校で商業美術や映像表現を学び、フリーランスで広報ヴィデオの制作に携わる傍ら、音楽バンドの舞台デザインや映像制作を行う。1986年に自身を撮影した短編ヴィデオ作品《私はそんなに欲しがりの女の子じゃない》がスイスのソロトゥルン・フィルム・フェスティバルで受賞したことをきっかけに、ヴィデオ・アーティストとしての道を進むこととなる。1997年には《永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に》でヴェネチア・ビエンナーレ若手作家優秀賞(プレミオ2000)を受賞し国際的な評価を獲得した。その3年後にはニューヨークのタイムズスクエアで16面のマルチビジョンによる《わたしの草地に分け入って》が上映され、また、ポンピドゥー・センター前広場(2007)やニューヨーク近代美術館(2008)でも大規模な映像インスタレーションを発表。2014年以降はアメリカ、オーストラリア、イギリス、デンマークそして地元スイスの主要美術館で大規模な個展を開催するなど、その活動は世界から注目を集めている。
日本国内では、1999年に京都国立近代美術館で《永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に》が上映されて以来、2000年代の主な個展「The Cake is in Flames:ピピロッティ・リスト」(2002、資生堂ギャラリー、東京)、「ピピロッティ・リスト:からから」(2007、原美術館、東京)、「ピピロッティ・リスト:ゆうゆう」(2008、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川)などで作品が紹介され多くの反響を呼んだ。また、瀬戸内芸術祭やPARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015など芸術祭の委嘱作品として制作されたサイトスペシフィック※な作品でも知られ、その作品は原美術館(東京)、京都国立近代美術館、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館(石川)などに収蔵されている。
※サイトスペシフィック:作品が展示される場所の特性を生かした作品









