2015-08-07 更新
カフェイン水戸R オープン!!!!!!

みなさま
こんにちはてら坊です。
カフェイン水戸R無事オープン致しました!
ありがとうございます。
オープン当日は、ReMito100のディレクターの日比野克彦さんによるライブペインティングがギャラリー8室で行われました。
11時頃から始まり15時過ぎまで、およそ4時間のペインティングでした。
水戸芸術館で毎年行われています(今年で11年目)、明後日朝顔ですが、今回はこの朝顔の種の記憶をたどるということがテーマになって、ペインティングが行われました。
今回「ReMITO100」のディレクターでもある日比野克彦さんですが、みなさま改めて、日比野さんがどのような作品、仕事をしてきたのか、水戸とどのような関わりがあるのか簡単にですが僕の方からご紹介させて頂こうと思います。
日比野克彦さんは日本を代表する現代美術の作家で、現在東京藝術大学の教授もしておられます。
無類のサッカー好きとして知られていまして、サッカーと美術が融合した「HIBINO CUP」というイベントを各地で行ったりもしています。
水戸では2005年に「HIBINO EXPO」という展覧会をきっかけとして、毎年「明後日朝顔」の苗植えと収穫祭、加えて前述しました「HIBINO CUP」が行われています。
2005年から現在までに水戸の街の人々と交流を繰り返し、今では水戸芸術館界隈で兄貴的な存在、、、と、てら坊は認識しております。
日比野さんといえば、ダンボールを素材とした作品を思い浮かべる方は多いと思いますが、意外なところでは宝塚の舞台美術を作成したりもしているのです。
1999年『激情ーホセとカルメン』という演目が宙組で行われました。トップスター(ホセ役)は姿月あさと、娘役トップは花總まり(カルメン役)という配役で上演されたこの舞台、てら坊は母の影響でDVDを何度も観賞しました。
もちろん演技にも、ストーリーにも引き込まれましたが、一番引き込まれたのが舞台美術で、、、その舞台美術を担当していたのが日比野さんでした。
言葉で説明するにはとても難しいのですが、素朴な模様で複雑に配置された舞台背景と十字架のかたちの回転舞台は、宝塚の舞台セットとしてはコンセプチュアルだったなぁ~と今思い出します。
特に、姿月あさと演じるホセが、本能のまま生きることに苦悩し、母と故郷を懐かしむ場面は、十字架の回転舞台とホセの演技がマッチし、とても劇的で印象深く記憶に残っています。(是非とも映像を探して観てみて下さいね!)
とはいえ、これも日比野さんの仕事のごく一部にすぎません。
活動は幅広く全国各地で様々な仕事を行っているのです、、、。
そんな日比野さんがディレクションする今回の「ReMITO 100」とはどのようなものなのでしょうか?
まずは皆さん、街の施設やお店に設置してあります、この真っ赤な無料ガイドブックを手に入れてみましょう!水戸芸術館にも置いてありますよ!