2015-10-29 更新
梅津和時スペシャル・ライブ

10月25日、水戸市内にて『水戸まちなかフェスティバル2015』が開催されました。
2012年より始まったこのお祭りも、今回で4回目となります。
どういうお祭りかご存知ない方へご説明しますと、
皆さんも学生時代に学園祭とか文化祭というものがあったと思いますが、
アレを市民が水戸の街中でやるものと思って差し支えないと思います。
ちなみに私は学生時代は文化祭に全力投球するタイプで、
「勉強も同じくらい頑張りなさい」と先生に怒られるタイプでした。
ぶはぁ!
さて、今年のまちフェスは、
いろいろなウマいものが食べられる出店はもちろん、
ライブ!
ファッションショー!
ビール!
みとちゃん!
ダンス!
ビール!
スイーツ!
オセロ!
エコカーのレース!
演劇!
フリーマーケット!
ビール!
などなど、まぁとにかくなんでもアリの楽しいお祭りでしたね。
主催者発表で、今年は過去最多の82,000人を超える来場者を観測したとか。
水戸市の人口が26万人くらいですから、
市民の実に30%が来場したということになります!
これはすごいですね。
テレビの視聴率で30%を超えるって言ったら、大河ドラマとか月9くらいの勢いですからね。
そんなこんなで大変盛り上がった秋のストリート文化祭『水戸まちなかフェスティバル』でしたが、
実は芸術館の各部門も、毎年さまざまな企画協力でまちフェスに参加をしているのです。
今回はこれでしたよ!
音楽部門の企画によるライブです!
日本フリージャズの草分けとして70年代から活動する管楽器奏者で、
RCサクセションのサポートメンバーを務めたことでも知られる梅津和時さん(サクソフォン、クラリネット)を軸に、
彼が率いる「こまっちゃクレズマ」から多田葉子(サクソフォン)さん、岩原智(テューバ)さん、夏秋文尚(ドラムス)さん、
アコーディオン奏者で大道芸や舞台でも活躍するAlan Pattonさん、
さらにトルコのバンドBaBaZuLaのベリーダンサーとしても活躍するノーラさん、
そして彼女が率いるダンサー総勢8名!
しめて14名の大所帯によるスペシャル・ライブを決行したのです!
もちろん観覧無料!
ちょっと太っ腹すぎんよ~!
キモはですね、これがただのライブじゃないんですよ。
せっかくのお祭りですからね、
まちフェスの会場である国道50号を練り歩きながら演奏&ダンスをするという、
ちょっとしたパレード的なこともやっていただきました!
写真で見ますよ!
正直、なかなか衝撃的な写真だと思います!
たまたま会場に居合わせたお客様も、
最初こそ「なんだこれは!」という雰囲気でしたが、
(そりゃそうです。異国情緒漂うバンド演奏&ド派手なお姉さん方がダンスしながら街を練り歩いているのですから)
写真を撮ったり、ハンドクラップで演奏に参加したり、一緒に踊ったりと大変楽しんでいただけたようです。
私はちなみに、
「綺麗っす! 姐さんがた、とても綺麗っす!」
そう叫びたくなるのをこらえながら、一団の先導で簡単な交通整理をしたのですが、
この場を借りて、練り歩きにご協力いただいたお客様や出店者の皆々様方へ、厚く熱く御礼申し上げます。
まことにありがとうございました。
さて、練り歩いて街中の視線を釘付けにした後は、
中央ステージ(まちフェスのメインステージ)で本格的なライブ演奏です!
こちらも写真で雰囲気だけでもどうぞ!
そうなんです。
すごい人だかりだったのです。
街ゆく人々が、「おや? このバンドの音は完全にプロフェッショナルなやつだぞ?」とステージに吸い寄せられていき、
あっという間に「まちフェスのステージで過去最高の集客」(主催スタッフ談)となったのでした。
梅津さんの熱心なファンの方々もたくさん駆けつけてくれたようでした。
最後の曲ではお客さんと一緒にダンスを楽しみ、
その後のサイン会&撮影会も大盛況!
芸術館スタッフとしてとても誇らしい気持ちになりました。
最後になりますが、
街中で演奏するという、ちょっと変わった依頼を快く引き受けていただいた梅津さんをはじめとするバンドメンバーの皆さま、
そしてダンサーの皆さまへ心より感謝したいと思います。
本当にありがとうございました!