- 音楽
2018-07-13 更新
「野村さん、やぶさんと音楽をつくろう!」では水戸芸を飛び出して植物公園へいこう!(若干名お申込受付中)

8月5日に開催する、小さな聴き手のためのコンサートに向けて、
水戸に1週間滞在予定のテアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ(TMI)。
ダリオ・モレッティ、野村誠、やぶくみこの3人からなるユニットです!
昨年夏、城崎国際アートセンター滞在中に彼らが生みだした舞台作品「うつくしいまち」は今回、
彼らが水戸に滞在し、町の人と出会い、自然や文化を味わうなかで、
“水戸版”「うつくしいまち」に生まれ変わろうとしています。
そのため、できるだけ彼らがさまざまな場所に身を置いて、
豊かなインスピレーションが得られるよう、
コンサートに先がけて行う関連ワークショップはあえて、
水戸芸術館を飛び出して行うことにしました。
・・・さて、どこでやったら面白いかな?
ということで、4月某日。
まずは私たちスタッフで、水戸各所をぐるぐる巡り、会場探しをしました。
そして最終的に、TMIの皆さんと相談して決めたのが、
水戸市植物公園と茨城県立歴史館です!
今回ご紹介するのは、水戸市植物公園。8月1日に予定している
「野村さん、やぶさんと音楽をつくろう!」ワークショップの会場です。
まずは写真をぜひご覧ください。
木漏れ日や、木々を吹き抜ける風が本当に気持ちよい場所です。
時間もゆったりと流れているように感じます。

植物公園①
ここではたくさんのボランティアさんが植物の手入れをされているそうです。
園内は手入れが気持ちよく行き届いていて、多彩な花や植物が目を楽しませてくれます。

植物公園②
温室では、熱帯~亜熱帯の豊かな植生が楽しめます。
下見させていただいたのは4月でしたが、ばっちり南国気分を味わいました!

植物公園③
カラフルな花々が咲き誇る場所も、あちこちに。
自然美と人工美がバランスよく調和しています。

植物公園④
そして、とてもユニークなエリアがこちら。
水戸 養命酒薬用ハーブ園!!

水戸 養命酒薬用ハーブ園
ここでは、養命酒さんの協力のもと、水戸藩第2代藩主 徳川光圀(1628-1700)がまとめさせた日本最古の家庭療法の書物『救民妙薬』や、第9代藩主 徳川斉昭(1800-1860)の時代に斉昭自身や弘道館(江戸時代の水戸藩の藩校)の学者によって書かれた文献に登場する薬草が大切に育てられています。水戸では古来から、日本の薬草に関する知見が深められていたのですね…!

水戸 養命酒薬用ハーブ園②
それから、以下の写真をご覧ください!
地面でユニークな文様を形づくっている物、何だか分かりますか?
こちらは、弘道館ゆかりの瓦。実は、東日本大震災の際に崩れてしまい、瓦としては使えなくなったものを
植物公園で譲り受け、こうして活用されているそうです。リサイクルの精神が素晴らしいですね!

弘道館の瓦
さて皆さん、いかがでしょう?こんな場所だったら、
きっとすてきな音楽が生まれる予感がしませんか♪
そこで、ワークショップ参加者募集のご案内です。
小学生の皆さーん!ご応募お待ちしていますよ!!!
「野村さん、やぶさんと音楽をつくろう!」ワークショップ参加者募集中!!(←詳細はクリックしてご確認ください)
世界各地でたくさんの人と共同で音楽を生み出したり、ユニークな創作活動をしている音楽家の野村誠さん・やぶくみこさんと、植物公園を散策しながら音楽を作ってみませんか? 「音符なんて読めない」「楽器なんてできない」という方も大丈夫!いい音・好きな音がする物を持ってきて、いろんな音を出して遊んでみよう。そして、音遊びから生まれたひらめきを活かし、みんなで一緒に音楽を作ってみよう!自然の中で一緒に風を感じ、音を奏で、自由な気持ちで音楽を生み出してみる…まるで遠足のような夏の一日を、一緒に過ごしませんか?野村さん・やぶさんの即興演奏もお贈りします♪

参加者募集チラシ