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【重要なお知らせ】

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水戸芸術館・新専属楽団カルテット AT 水戸 第1回演奏会

2023年8月6日(日) 13:30開場・14:00開演

この夏、「水戸室内管弦楽団」「新ダヴィッド同盟」に続く新たな専属楽団「カルテット AT(アット) 水戸」が始動します。想像力を刺激するプログラムをお届けすることを標榜するこのカルテットの記念すべき第1回演奏会は、モーツァルト円熟期の〈プロシャ王 第1番〉で幕を開けます。続く〈弁慶の立ち往生〉は、日本にルーツを持つアメリカ生まれの音楽家ポール・ウィアンコが2020年に発表した意欲作。武蔵坊弁慶が五条大橋で牛若丸と出会い、後に衣川の戦いで身を挺して彼を守るというエピソードを、弦楽器の様々な奏法を駆使してエキサイティングに描写した作品です。後半は、シューベルトが病魔に侵されながらも筆を走らせ、弦楽四重奏のレパートリーで燦然と輝く名作となった〈死と乙女〉をじっくりとご堪能いただきます。曲目に関するトークを交え、客席と一体感のあるアットホームな公演を作り上げる「カルテット AT 水戸」の新たなる船出にご期待ください!

【曲目】
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K.575〈プロシャ王 第1番〉
ウィアンコ:弁慶の立ち往生
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810〈死と乙女〉

〈弁慶の立ち往生〉の前に曲の元となったストーリーを、〈死と乙女〉の前に同名の歌曲の詩を朗読します(朗読:塩谷亮[劇団ACM])。

★終演後、演奏者によるサイン会を開催します。



U-25チケットをご購入された皆様を公開リハーサルご招待!

本公演のU-25チケットをご購入された方を、8月5日の公開リハーサルにご招待いたします。コンサートに向けて演奏が創り上げられていく貴重なリハーサルを是非ご覧ください。

日時:2023年8月5日(土)14:00~(1時間程度)
会場:水戸芸術館 コンサートホールATM
参加費:無料
対象者:「カルテット AT 水戸 第1回演奏会」U-25チケットをお持ちの25歳以下の方

ご参加いただく方は、「カルテット AT 水戸 第1回演奏会」のU-25チケットをお持ちの上、
上記の時間にコンサートホール入り口にお越しください。

※U-25チケットをお持ちの方以外に、1名まで同伴可能です。

お問い合わせはTEL 029-227-8118 担当:鴻巣(こうのす)まで
公開リハーサル お知らせページはこちら


カルテット AT(アット) 水戸

Quartet AT Mito

プロフィール

水戸芸術館館長の小澤征爾が絶大な信頼を寄せ、水戸室内管弦楽団ならびにオタワ・ナショナル・アーツセンター管弦楽団のコンサートマスターを務める川崎洋介を中心に、国内外で活躍する西野ゆか、柳瀬省太、辻本玲が集い、水戸芸術館の専属楽団として2023年に活動開始。時代を越えて愛される弦楽四重奏の名作の魅力を広く伝えると同時に、まだ知られていない優れた作品を紹介することを活動の柱としている。4人のメンバーは年に1度、入念なリハーサルを通して音楽を磨き上げ、コンサートホールATMでの演奏会に臨む。さらに福祉施設等へのアウトリーチや子どもたちへの指導など、地域に根差した交流を通して様々な人々に音楽の愉しみを伝える活動を行う。「アルカス・クァルテット」で10年に渡って共に活動を続けてきた名手4人が、弦楽四重奏の新たなる地平を切り拓く。

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川崎洋介

Yosuke Kawasaki, Violin

ヴァイオリン

プロフィール

6歳から父・川崎雅夫、五嶋節に手ほどきを受け、ヴァイオリンを始める。10歳でジュリアード音楽院予科に入学を認められ、ドロシー・ディレイ、ヒョ・カン、フェリックス・ガリミア、ジョエル・スミルノフに師事、1998年にジュリアード音楽院卒業。
アラバマ州モンゴメリー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団のコンサートマスターを歴任し、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとしても活躍、現在カナダのオタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団のコンサートマスターを務める。ソロ奏者、室内楽奏者としての活動は五大陸にわたり、小澤征爾、ピンカス・ズッカーマン、ヨーヨー・マ等との共演し、カーネギーホール、サントリーホール、ロイヤル・コンセルトヘボウなど世界有数のホールに出演している。室内楽では「トリオ・インク」のメンバーとして活動を繰り広げ、アフィニス夏の音楽祭の音楽監督、ブルガリアの室内楽音楽祭「オフ・ザ・ビートゥン・パス」のアーティスティック・アドヴァイザーを務める。
小澤国際室内楽アカデミーでは最年少の26歳で指導者に就任、各地でマスタークラスを開くほか、カナダ国内の学校において子どもたちと共に演奏するなど、精力的に後進の指導にあたっている。2013-22年にはオタワ大学音楽学部の客員教授を恩師イェホナタン・ベリックと共に務めた。

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西野ゆか

Yuka Nishino, Violin

ヴァイオリン

プロフィール

桐朋学園大学音楽学部を経て、同大学研究科修了。大学在学中にクァルテット・エクセルシオを結成する。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位、第5回パオロ・ボルチアーニ国際 弦楽四重奏コンクール(イタリア)において最高位、併せてサルバトーレ・シャリーノ特別賞など受賞。また第19回新日鐵音楽賞『フレッシュアーティスト賞』、第16回ホテルオークラ音楽賞を弦楽四重奏団として初めて受賞する。2010年10月より16年の6月までの6年間サントリーホールの『室内楽アカデミー』で、コーチング・ファカルティを勤める。2017年4月より浦安音楽ホールのレジデンシャル・アーティストに就任。東京藝術大学室内楽科非常勤講師。クァルテット・エクセルシオ第1ヴァイオリン奏者。

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柳瀬省太

Shota Yanase, Viola

ヴィオラ

プロフィール

東京藝術大学音楽学卒業後、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。第52回ジュネーヴ国際音楽コンクールディプロマ賞。第1回淡路島しづかホールヴィオラコンクール第1位。第1回松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞受賞。
2002年、文化庁芸術家在外派遣研修生としてイタリア・パドヴァに留学。マリオ・ブルネオ主宰のオーケストラ・ダルキ・イタリアーナで活動。2004年ドイツに渡り、シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団に入団。
2009年帰国、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ヴィオラ奏者を経て、2014年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。
松本、宮崎、北九州など音楽祭の参加、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏、室内楽シリーズ、ストリングクァルテットARCOのメンバーを務めるなど、室内楽奏者として活躍している。

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辻本玲

Rei Tsujimoto, Violoncello

チェロ

プロフィール

7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。2011年にサントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラや東京・春・音楽祭へ参加するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」、「ひばり弦楽四重奏団」、などの室内楽にも多数参加。2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者を経て、現在はNHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。
これまでに、NHK交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。
使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを、特別に貸与されている。
公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com

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塩谷亮

Ryo Shiotani, Recitation

朗読

プロフィール

北海道出身。茨城キリスト教大学文学部卒業後、1992年水戸芸術館専属劇団ACM入団。ACM劇場企画公演に多数出演。文学作品の朗読や地域の方々とのコラボレーションなど、演劇表現の可能性を求めて活動中。茨城キリスト教大学兼任講師。

主な出演作:『恋する妊婦』、『美貌の流星』、『キャッシュ・オン・デリバリー』、『たましいのそうじやさん』、『ルドルフとイッパイアッテナ』、『夜のピクニック』、『海辺の鉄道の話』、『イワンのばか』、『最貧前線(宮崎駿の雑想ノートより)』『スーホの白い馬』など。

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公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2023年8月6日(日) 13:30開場・14:00開演

チケット情報

料金

【全席指定】一般 4,500円 U-25(25歳以下)1,500円
※未就学児入場不可

【U-25チケットについて】
・25歳以下の方が対象のお得なチケットです(未就学児不可)。
・ご購入いただきましたご本人様のみご利用可能です。
・ご入場の際には、年齢を証明するものが必要となります。
・取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

チケット発売日

一般発売

2023年5月27日 9:30〜
※会員先行予約がありますので、一般発売日の時点で水戸芸術館取り扱い分が終了している場合があります。

先行予約 運営維持会員

2023年5月23日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

先行予約 水戸芸術館メンバーズ

2023年5月24日 9:30〜
※電話・Web予約のみ

チケットの取扱い

窓口
水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター(営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
お電話
水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000 (営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
窓口
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 TEL: 029-244-6661(店頭販売のみ)
お電話
かわまた楽器店 TEL: 029-226-0351
WEB
e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)

*公演の内容、曲目等は、変更になる場合がございます。
*未就学児はご入場いただけません。
*車椅子のお客様、盲導犬、介助犬同伴のお客様は、お座席へのスムーズなご案内のため、予約時にお知らせください。
*公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はお受けできません。
*当館では新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を行っております。お客様のご理解、ご協力をお願いいたします。

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111