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  • 美術

2016-10-04 更新

クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91

みなさまこんにちは

ご無沙汰してしまいました。てら坊です。

 

先週から水戸芸術館現代美術ギャラリーでは「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91」がオープンとなりました!!

クリストといえば、、、近年行った「フローティング・ピアーズ」は鮮烈でしたが、日本で行ったプロジェクトであり、本展覧会のタイトルともなっている「アンブレラ」はクリストの代名詞として頭に思い浮かびます。

 

1991年秋に米カリフォルニア州南部と茨城県北部で実施された「アンブレラ」のプロジェクトは未だに大勢の人々の記憶に残っている、伝説的な作品であります。

 

そんな「アンブレラ」のプロジェクト記録として残る、ドローイングやコラージュ作品、写真、映像、傘本体、実際に使用された資材、スケールモデルなどを展示し、1991年の「アンブレラ」を振り返るドキュメンテーションが今回の展覧会となっています。

 

てら坊はその当時まだ幼く、実際に「アンブレラ」観たことはありません。

ただ今回展示してあります、事務的な資料や何枚ものクリストのドローング、作業の写真から当時の臨場感がグワァーーっと押し寄せてくる展示になっています。

間違いなく現代では考えられないことをやってしまっている、、、すごい、、という興奮があります。

気のせいか匂いまで感じます。

 

特に実物の傘のデカさに驚きます。

日本で1340本、アメリカでは1760本、合計3100本にもなるこんなバカでかい傘を立てたのか!!とその情景を思い浮かべると、さらに興奮します!!

興奮しっぱなしです。

 

当時、ボランティアスタッフとしてこのプロジェクトに関わった方は、当時を振り返り、クリストの作品を再解釈する機会でもありますし、初めてクリストの作品を観るという方には、クリスト入門というような意味では良い機会かと思います。

みなさま是非とも クリストとジャンヌ=クロードのつくりあげた「アンブレラ」をお楽しみくださいませ!!