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2016-10-26 更新
茨城県北芸術祭に行ってきました!【海側:日立ー五浦 編】

みなさまこんにちは
今回は茨城県北芸術祭、日立駅—五浦美術館のあたりを書いていきます。
前回は常陸多賀でしたが、常陸多賀から20-30分ほど車を走らせると、巨大なシルバーの球体が目に入ります。それが日立駅前にありますシビックセンターという施設です。シビックセンター内にも展示がありますので、てら坊はここの駐車場に車を止め近隣を散策致しました。科学館やプラネタリュウムがありますので、ついつい県北そっちのけにならないようご注意を!

《クリスタルパレス:万原子力発電国産業製作品大博覧会 》米谷健+ジュリア /日立シビックセンター
シビックセンターを見学したい気持ちを抑え、正面玄関から出ますと駅前の広場に出ます。その広場の一角に見慣れたバスが放置?されております。これはテア・マキパーさんの作品、ノアのバスです。
近くによると、そのバスは植物に埋もれており、長年そこで放置されていたかのような姿です。中を覗くと驚くことに、うさぎ、かめ、モルモットが暮らしているではありませんか!!
都市の中に突如として現れる、自然が詰め込まれた箱舟ならぬバス!!
自然と人々の生活との共生を考えさせられるような作品ですなぁ〜。
と哲学的なことを言っていますが、この都市空間の中に突如として自然があるという不自然がたまりませんね。
ちなみに子供も「うさぎちゃんだね」「カメだよ」とはしゃぎます。
ナウシカに出てくる腐海とかが好きな方にはたまらないかも!
この後は、妹島和世さんが設計した日立駅にたちより作品を鑑賞すると
だいたいこの辺りで12—13時頃です。駅前にも美味しそうなお店はありますが、車で高萩方面へ向かうと、海鮮系の飲食店がいくつかあります。せっかく海側へ来たなら、海の幸を堪能するのがいいんではないでしょうか!
ちなみに、てら坊御一行は6号沿いにある、まるきん寿司 というところへ行きました。大将の掛け声が特徴的という噂を耳にしておりましたので、お寿司はそっちのけで、大将の声に耳をすまします。
もちろん大将の掛け声がどんなだったかは、実際行って確かめてみてください。肝心なお寿司もさすがに海が近いだけあって新鮮で美味しく大満足でした!(+リーズナブル)
お昼を済ませ、本日のメイン、イリヤ&エミリヤ・カバコフさんの作品がある高戸海岸へ向かいます。日立駅からは少しかかります。
目印を見落としがちなので、グーグル先生やガイドブック等で場所はしっかり事前確認しておいてくださいね。ちなみに無料駐車場ありますので安心です。
6号バイパスを海側に曲がりちょっと狭目の川沿いの道を行くと綺麗な砂浜に出ます。
その中心にドン!と突き刺さっている切り取られた青空が、、、これがイリヤ&エミリヤ・カバコフさんの「落ちてきた空」という作品です。
さすがですカバコフ先生!なんか芸術祭に来たずぉ!!!!!!という気持ちにさせてくれます。
ダイナミックでスケール感がデカイです。エクセレント!
海外アーティストの大規模なインスタレーションを広大な風景とともに鑑賞できる機会はなかなかないですよね。ここは県北芸術祭に来たなら有無を言わさず立ち寄るべきかと思われます!
さてここから一気に北茨城の茨城県天心記念五浦美術館を目指します。
他にも海側で立ち寄りたいところもあったのですが、1日海沿いをゆったり行くとこんな道程になりました。五浦までは、日立から高戸海岸までが半分といった感じの距離感です。ちなみに五浦美術館は閉館時間がありますので、ご注意を!4時半までが入館で、5時が閉館です。
五浦美術館では今デジタルアート界で話題を呼んでいますチームラボの展示が開催されております。
会場はチームラボの作品を一目見ようと結構混雑しておりました。
てら坊もチームラボ初体験!ということで胸を高鳴らし会場へ向かいました、、、、が、、、
すいません、正直に言いますとあまり内容を覚えていません。
というのも、てら坊は見習い(仕事)でプロジェクターやモニターやスピーカーといった機材を扱う機会が最近多くあり、ついつい機材やその仕組みの方に目がいってしまいます、、、。うぅ、、、。( 「あのベゼルの薄いモニターってどこのだろう、、、」とか「この映像の同期どうなっているんだろう、、、」とか 別な意味でもいい展示でした。)
悲しい性です。わかるわかる!という人がいると助かります、、、。
機材等に目がいっていたのは事実ですが、どちらかといえば体感して楽しい!すごい!というような作品でしたので、口で説明するような野暮ったいことはしません、、百聞は一見にしかず!!です!興味がある方は、1度は体験してみるべきかと!。
と最後がなんだそれ、みたいな終わり方になってしまいましたがこの次は山側もご紹介していきますのでお待ちください。
てら坊が行く茨城県北芸術祭【海側編】でした。もちろんここに書かなかった場所もいいところがたくさんありますので、一参考として見ていただければと思いますー!
そうだ!忘れちゃいけない!水戸芸術館のクリスト展も皆様是非ともお立ち寄りください!!