2014-04-16 更新
「柳家花緑♥水戸芸術館」記者発表

本日も当ブログをご高覧賜り、まことにありがとうございます。
雨が降ったり、ヒョウが降ったり、かと思いきやいきなり蒸し暑いくらいに晴れ渡ったりと、
あまりにも気まぐれな天候に「地球は大丈夫なのか…?」と最近不安になっている広報係の杉山です。
昨日は水戸芸術館 会議場にて、「柳家花緑♥水戸芸術館」の記者発表を行いました。
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たくさんの報道関係者の方が取材にいらっしゃいました。
この企画はすごいですよ~。
芸術館の事業名にハートマークが入ったのは、今回が初なのではないでしょうか?
これはですね、
「落語界のプリンス」こと柳家花緑師匠が、
水戸芸術館の音楽・演劇・美術の3部門とコラボレーションをするという、
ドリーム・プロジェクトなのです!
詳細
具体的に言うと、
1、花緑×アート
8月12日(火)には、同時期に開催中の鈴木康広展 「近所の地球」の関連企画として、
花緑師匠が美術ギャラリーに乱入!
作家の鈴木康広さんとトークを行います。
詳細
「鈴木さんの特徴として、普段何気なく目にしているものを独自の視点で作品へ昇華することが挙げらるが、それは落語にも通じる部分がある」
とは花緑師匠の弁。
ギャラリー内に設置された作品を題材に、異なるフィールドで活躍する2つの才能が出会う瞬間を、
ぜひ目撃してください。
2、花緑×落語
同日、8月12日(火)の夜は、これが無ければ始まらない! 花緑師匠の独演会を行います。
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これにつきましては説明不要ですね!
私のような若輩がダラダラと述べることは無いでしょう。
ところが今回は独演会だけではありません!
翌日、8月13日(水)には、「花緑センパイ、10代と語る!」と題し、10代向けの落語&トークショーを開催!
今回の目玉企画ですね。
詳細
「若い頃から落語に親しんで頂きたい」と強く願う、演劇部門 高橋監督の肝いり企画です。
花緑師匠も、「落語は庶民の暮らしがもとになった話で、もともと敷居の低いもの。何の心構えも要らないので、気軽に来てほしい!」と仰っていました。
私、個人的には、いわゆるイケメンよりも話が面白い人の方がモテる時代ですから、
その秘訣を血気盛んな若者に学びに来てほしいと思う次第です。
3、花緑×MCO
10月4日、5日に開催する水戸室内管弦楽団(MCO)の定期演奏会に、なんと花緑師匠が登場します!
“世界最高”とほまれ高いオーボエ奏者であるハインツ・ホリガー氏の指揮のもと、
MCOがドビュッシーのバレエ音楽<おもちゃ箱>を演奏。
その情景に合わせ花緑師匠が「語り」を乗せていくという、水戸芸術館ならではの演奏会です。
定期演奏会 詳細
どうですか? いずれも面白そうでしょう?
なんなら全部参加したいと思われたのでは?
スタッフ一同も、必ず面白いものになると確信しております。
個人的には、普段は音楽・演劇・美術それぞれの道で芸術を極めんとしている監督たちが、
花緑師匠の橋渡しのもと、1つの企画を実現するというストーリーに胸が熱くなっております。
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花緑師匠(中左)と、音楽・演劇・美術3部門の芸術監督。
見てください、この皆さんの笑顔。
もうなんか、見てるこっちが楽しいですね!
うん、なんだか今年の芸術館は、例年に増して楽しくなりそうだ!
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
<広報係 SUGIYAMA>