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  • 音楽

2016-10-08 更新

水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン&ミニコンサート プログラム発表 その2

前の記事に続いて、こんばんは。音楽部門・篠田です。

明後日(10月10日)にせまった「高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン&ミニコンサート」、入場券は少なくなってきておりますが、まだございます。無料ですので、お気軽にお越しください。

この記事では、10月10日の公開レッスンの後に開催する講師によるミニコンサートの後半の曲目をご紹介いたします!


 

~プログラム~

フーバー:クラッシュ・ミュージック
竹島悟史(シンバル)

ノヴォトニー:ア・ミニット・オブ・ニュース
竹島悟史(スネアドラム)

竹島悟史:ミッドナイト・ブリーズ
竹島悟史(マリンバ)

チャイコフスキー:《四季》 作品37bis より 10月〈秋の歌〉
猶井正幸(ホルン)、竹島悟史(ピアノ)

服部隆之:《真田丸》 より メインテーマ
猶井悠樹(ヴァイオリン)、竹島悟史(ピアノ)

ドビュッシー:狂詩曲 第1番
四戸世紀(クラリネット)、竹島悟史(ピアノ)


 

まずは、この公開レッスンにほぼ毎回ご参加くださっている、水戸室内管弦楽団楽団員代表の猶井正幸さん(ホルン)によるソロ。
曲はチャイコフスキーがロシアの12か月の風物を題材に作曲した作品集《四季》から10月の曲。
まさに今の季節にピッタリですね。
哀愁漂う秋の情景が歌われるこの曲、オリジナルはピアノ独奏曲ですが、いろいろな旋律楽器のために編曲されて親しまれています。
今回はホルンの朗々とした響きでどうぞ。

つづいては、NHK交響楽団団員で水戸室内管弦楽団にもたびたびご参加くださっているヴァイオリン奏者の猶井悠樹さんが登場(なぜ吹奏楽のレッスンにヴァイオリン奏者が加わっているのかについては『vivo』こちらの記事をお読みください)。
曲は、今年のNHK大河ドラマ『真田丸』のメインテーマ! 三谷幸喜脚本で話題の『真田丸』、いよいよ佳境ですね。
ヴァイオリン独奏で始まるこのメインテーマも、ヴァイオリン協奏曲風に作られた点が斬新で話題を呼びました。
今回のミニコンサートでの演奏は、猶井悠樹さんのヴァイオリンと、竹島悟史さんのピアノ。NHK交響楽団メンバーのデュオによる『真田丸』ですよ。これは必聴ではないでしょうか!

ミニコンサートの最後は、クラリネットの四戸世紀さん。
公開レッスンにご参加くださるときには、毎回、ミニコンサートで聴き応えのある作品を選んでくださっています。
今回もクラリネットの魅力がたっぷり堪能できる曲を選んでくださいました。
ドビュッシー作曲の〈狂詩曲(ラプソディ)第1番〉。パリ音楽院の学内コンクールの課題曲として作られただけに、かなりの難曲です。
クラリネットが吹く神秘的な旋律、それを靄のように包み込むピアノの伴奏、そのなかから時折顔をのぞかせる、素早い、おどけたようなパッセージ。
「印象派」と評されるドビュッシーらしい、調性感の曖昧な音楽語法と、クラリネットの甘い音色とが美しく調和した名曲です。

「高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン&ミニコンサート」は、10月10日(月・祝)、14:00開場、14:30開始、16:30頃終了の予定です。
入場は無料。小学1年生からご入場いただけます。
入場券は水戸芸術館のチケットカウンターなどで配布しております。ぜひいらしてください!